大学進学率がたった1割!?スイスの学校システムとは

中学校で将来の進路を決める。
子どもに自分で考える力をつけさせる教育方法を採用しています。「教える前に、まず考えさせる」というわけです。日本の「まずは教えて、その後応用させる」とは全く逆のシステムです。
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大学進学率がたった1割!?スイスの学校システムとは
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◆義務教育は9年間
日本の小学校に匹敵する学校は、Primarschule(プリマールシューレ)と呼ばれる学校で、5年または6年通い、その後Realschule(レアルシューレ)と呼ばれる日本の中学校に相当する学校へ進みます。(州によってRealschuleへの切り替え時が違います)Realschule在学中には一年ごとに成績の見直しがあり、成績がいい生徒はSekundarschule(セクンダールシューレ)と呼ばれる進学校に転校できます。転校と言っても同じ学区内または同じ校舎内にある学校同士なので、日本の感覚でいうところの成績別クラス分けという感じです。

◆究極のゆとり教育?
学校は週5日制で、なんと午後の授業がある日は週に2日ほどという、究極のゆとり教育!しかもランチはお弁当でも給食でもなく、家に帰って食事をとります。午前の授業は地域によって差があるものの、だいたい8時から12時でお昼いったん家に帰り、午後の授業は1時半または2時頃から。お昼時は通学路で一目散に家に帰る、おなかをすかせた子どもたちを見かけることができます。

◆学期は2学期制
◆長期休暇
9月後半の秋休み、クリスマスから年明けまでの冬休み、2月のSportwoche(スポーツヴォッヘ=スポーツウィーク)と呼ばれるスキー休暇、4月の春休み、6月後半から8月新学期までの夏休みと、2学期制なのにも関わらず年に5回も長期休暇があります。

◆公立は学費が無料!
◆中学校で将来の進路を決める
スイスではRealschuleに通う間に、将来の進路を決める必要があります。学校卒業後に、大学進学のための高校、またはレーレと呼ばれるシステムで、働きながら学ぶ職業訓練学校へ進むためです。しかも、レーレの場合は「何の職業に就くか」という事を考えて、学校を選ぶ必要があります。小学校を卒業したばかりなのに、真剣に将来について真剣に考える姿勢は頼もしいものがあります。

◆大学へ行くための高校
将来大学へ進みたい場合は、Sekundarschuleを卒業後にGymnasium(ギムナジウム)と呼ばれる日本の高校に相当する学校に進みます。スイスでは大学進学率が低く、約1割強だといわれています。しかし、職業専門学校のシステムが大変優れているために、大学の重要性は日本の感覚とは少し違います。ここスイスでは本当に何かを研究したい人が大学へ進学します。

◆レーレとはどんなシステム?
レーレとは実際に働きながら、職業専門学校に通って学ぶシステムです。Lehrstelle(レアシュテレ)と呼ばれる、学校に通いながら働くシステムを各職場が提供しています。
学校を決めると同時に、このレアシュテレも自分で探さなければいけません。学校に通う日、働く日は職業によって変わってきます。週4日働き1日学校というスタイルが多く、学校よりも労働時間が多いことが驚きです。レーレの期間は当然お給料が発生し、だいたい月に1000フラン(約11万円)前後を支給されます。また、レーレを始める前にSchunupperstelle(シュヌッパーシュテレ)といって、職業一日体験をすることができます。そこで向き不向きを見極めることができるので、とても便利なシステムです。Schunuppernとはドイツ語でにおいを嗅ぐという意味ですので、このシステムにぴったりの名前ですね!

◆就職後に転職する場合
一度就職して職業が合わないと感じたり、また他の職業に就きたくなったりした場合は、Ausbildung(アウスビルドゥング)といって、他の職業専門学校に入り直すことが可能です。この場合もPraktikum(プラクティクム)と呼ばれる職業訓練期間があり、実際に職場で研修を行います。

◆まとめ
大学進学率が約1割と低いスイスですが、職業訓練校がこれだけ優れているのでそれも納得です。日本の小学校5,6年生に相当する年齢から、自分の将来についてしっかり見据える姿はとても頼もしいものがあります。授業時間だけを考えたら超ゆとり教育なスイス!とはいえ、その授業内容はとても充実していて、子どもに自分で考える力をつけさせる教育方法を採用しています。「教える前に、まず考えさせる」というわけです。日本の「まずは教えて、その後応用させる」とは全く逆のシステムです。
この基本的な教育方針があるからこそ、小さいころから積極的に将来を見据える力がつくのかもしれませんね。
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匿名希望

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 (ありがとうございます

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子育てと怒り~誰かに受け止めてもらう~

リンクより 引用します。
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これまでの日本の子育ての最大のネックは、「否定的関わり」の積み重ねによって子供の正しい姿を作り出そうとしてきたことです。

「否定的関わり」とは、
ダメだし、注意、叱る、怒る、脅す、自尊心を傷つける、支配する、コントロールする、疎外、他者と比べる、体罰など

これらが世代間で再生産されます。

それをされた子は、やがて親になったときに我が子にもそうせずにはいられなくなります。
(例えば、体罰を受けた子供が大人になって子供に体罰を振るう確率は60%を超えます)

また同時に、その個人の内的にも再生産されます。
自身を、自分はダメなのではないか、自分が悪いのだ、努力や我慢が足りないのではないか・・・・・・、そういった自分で自分に否定を積み重ねる、精神的な否定の再生産をする性格を持たされてしまいます。

それらは、必然的に自己肯定感の低さ、対人関係の苦手さを獲得させてしまいます。

この自己肯定感の低さ、もっといくと自己否定感ですが、それがあると、それゆえに自己防衛が強くなることがあります。それの程度が上がっていくと、少しでも自分が否定されたと感じたときに、一生懸命自己弁護したり、他者に攻撃的な行動に出る場合があります。
また、自身が否定されることが怖いので、先回りして自身が否定されないように、他者に支配的だったり、我の強い関わりを出すといったことも起こります。

そういった大人の姿の根っこを見ると、幼少期、またはそれ以降の、強い否定や自尊心を傷つける他者からの関わりが大きな影響を与えています。

だからこそ、こういった負の連鎖を断ち切る関わりが、現代の子育ての中では必要になっています。

映画館でのケースなど、僕はそれをしてしまう人の気持ちが理解できずに言っているわけではありません。ですから、誰も責めているわけではありません。
むしろ、普段の自分が否定されたと感じた人からの、感情的な批判や反発があるだろうなということも飲み込んだ上で述べています。

(ああいったケースでのより適切と言える関わりの一例を示すとすれば、なにも子供の自尊心を傷つけたり過剰に威圧するいい方をする必要もなく、ただありのままの事実「ここで騒ぐと周りの人の迷惑ですよ」、自身の心情「私はそうされたら困りますよ」というのを、ひとりの人間に対するように伝えればよかったのです。しかし、実はそれまでの関わりでもそのような強い支配の関わりを重ねていると、そういった自尊心にまで響くような強い否定を使わなければ子供がいうことを聞かなくなってしまうといった背景がある場合もあります)

子育ての問題は、それをする人の非常に内面的な部分が関わってきます。
なので、いくら誰かに言われたとしてもその人自身が変えよう、変わろうと思わなければ変わるものではありません。

なにがしかのことを得てそれでプラスの方に変える人もいれば、感情的に反発しつつも取り入れていく人もいるでしょうし、まったく受け入れられずに怒りや攻撃、自分が責められたという恨みを残していく人もいることでしょう。

◆誰かに受け止めてもらう

子育ての話でなくとも、なんの話でもかまいません。
人と会話すること、特に自分の話を聞いてもらうことは、怒りのプールをやわらげることにつながります。

誰かに自分の話を(否定されず)聞いてもらうと、人は晴れやかな気分になります。
おそらくそこには、自己肯定に類するものがあるのでしょう。

また、子育てはストレスフルなものですが、それは対人関係由来のストレスです。この対人関係由来のストレスを解消するのにもっとも効率がいいのは、人との関わりによって解消される行為です。

ですので、他者との気楽な会話や自分の話を受け止めてもらうことは、子育ての安定につながります。

ときに、これの逆があります。
多いのは配偶者の無理解です。

男性であれば奥さんから、女性であれば旦那さんから、理解してもらう受け止めてもらうどころか、逆に責められるといった経験は非常につらく、この怒りのプールを加速するようなものです。

大事なのは、「ああ、そうなんだ~」の精神です。

子育てのグチや仕事のグチ、なにかの大変さなど、人が言ってくるときその人が求めているのは、たいていの場合、より効率の良いやり方などの助言ではありません。
まずは、自分の心情への理解、同意を求めているのです。

ですから、まずは「ああ、そうなんだ~」と受け止める姿勢で聞くことが大切です。

ただ、往々にしてそれは簡単に思えて難しいものです。
ついつい、なにか自分の意見を差し挟みたくなってしまいます。

もし、パートナーである人が理解のある人でしたら、5分だけ「ウンとソウダネ」タイムをやってみましょう。
「おねがい、5分だけでいいからウンとソウダネしか言わないで私の話を聞いて。私の番が終わったら今度はあなたの話を聞くから」と。

なにかグチをこぼすだけで、「なにいってんだ自分の方がよほど大変な思いをしている!」と言ってくるような人である場合、これは難しいのでそういう人には求めない方がいいでしょう。

子育て広場のようなところが近くにあって、そこで気兼ねなくお話ができる「場」を持っている人はそういうところにいくのもいいでしょう。

しかし、自己肯定感の低さや対人関係の苦手さ持っている人の場合、そういうところに行くのはストレスにしかならないということもあると思います。
そんなときは無理に行く必要はありません。

人は、つらいと思うことをムリしてする必要はないのです。
むしろ、この問題にある人ほど、ムリなことを頑張ろうとしてしまう傾向があります。
「嫌なことを頑張らなくていいんだ」と自分に言ってあげましょう

いまできずとも、この先ムリなくできる日が来るかもしれません。
焦ることはないのです。

(引用終わり)

 

 

 

 

秀凜

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 (ありがとうございます

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