「~しない」子育て術☆①

最近、自我が芽生え始めた娘に対してどのように接すればよいか考えることが多くなりました。自分で何でもやりたいけどうまくいかない、「~がしたい」「~は嫌」など伝えたくても言葉がまだ出ないのでうまく伝わらない。怒って近くのものを投げたり叩いたり。。。つい怒ってしまうそうになりますが、そんな時下記の記事を見つけましたのでご紹介します♪

リンク
*********************************
①「怒らない」子育て
アドラーは子供を罰すること、説教すること、これは何も意味をなさないと言っています。

○「叱って育てる」は、親が正しいと思っている方向へ、強制的に向かせる方法です。正しいと思っている方向を向かせるために、「怒り」の感情などを使うのが特徴です。
出典:n-papa.tokyo

○「おこる」などの感情表現は「他の人を自分の思ったように動かすためのもの」と考えます。
だから「怒っている」ことを演じて、子供に言うことを聞かせるのはやめよう、ということです。
出典:komachi.yomiuri.co.jp

アドラー心理学は、“今”を重要視している心理学です。人間の心理状態の中で「腹が立つ」「カッとなる」というのは、まさに今現在湧きあがるもので、その怒りの感情のまま行動してしまうと事態は悪化するばかりだとアドラーは言います。
とはいえ、怒らないなんて実際には難しいですよね?子供に対して怒りの感情が湧いた時、どうすればいいのでしょうか?

ついカッとなってしまった時は、その場を少し離れてみましょう。怒りは“今”ある感情だということから考えると、その怒っている今を意図的に変えてしまえばいいのです。そして、その今を変える最も効率的な方法が“場所”を変えることだと、アドラーは考えます。実際に移動して場所を変えなくても、心の転換でも有効です。怒りの構造はそのようにできているそうですよ。そして、気持ちが落ち着いたら「何に対して怒ったのか」を冷静に伝えましょう。

②「ほめない」子育て
先の「怒らない」は怒ることはママ自身も嫌な気分になってしまうのでなんとなくわかりますが、「ほめない」とは、斬新だと思いませんか?
アドラー心理学では、ほめることは「上位の者が下位の者に評価を与えること」と考えます。

○子供も大人と平等であり、縦の関係ではなく、横の関係です。
出典:xn--cck1d7d6c.com

○アドラー心理学では縦の関係を否定し、横の関係を重視しています。
縦の関係を否定する理由は、
・劣等感は縦の関係から生まれてくる意識
・縦の関係の背後にある目的は支配や操作
です。
出典:bright-ms.net

「ほめる」ことは、実は上下関係あってのことだったとは……。でも、子供がお手伝いをしてくれたり、テストでいい点をとったりしたら、「ほめる」代わりにどうしたらいいのでしょうか?

子供がいいことをしたときは、「一緒に喜び」ましょう!!
一緒に喜ぶことは、私も嬉しい、という気持ちを伝えることであり、それはアドラーが重視する「I(アイ)メッセージ」となります。
Iメッセージはネガティブな感情の時にも有効的に使えます。

○これは「自分の感情」なので、相手にたいして何も強制することもなければ、決めつけたりすることもありません。
そのため相手はすんなり受け入れられます。
出典:www.mag2.com

○子供がテストで100点をとった時……
例えば、上述のテストの例であればこういう風に答えることもできるでしょう。
「100点取ったよ」
「そっか、100点取ったんだ。君はそれでどういう気持ちかな?」
「うれしいよ」
「そっか、あなたが嬉しいと私も嬉しいよ」
出典:counselornotubuyaki.blog.fc2.com

そして、Iメッセージの最上級は「感謝」です。

○人には他者貢献をしたいという本質的な欲求があります。ありがとうと言う言葉は人に貢献できたという気持ちを芽生えさせてくれる魔法の言葉です。
出典:visionary-mind.com

このように尊重して共感する態度は、相手を「勇気づける」ことに繋がっています。

②につづく☆

秀凜

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 15:40 |コメントする    Print This Post


「~しない」子育て術☆②

①の続きです☆
リンク

③「助けない」子育て
アドラーは、子供にどんどん経験させて、失敗経験を身に付けさせよう!といっています。

○子育てに熱心な親御さんほど「失敗経験をさせない親」になりがちだとしています。「こうすればうまくいくよ」「この通りにしないと失敗するよ」とレールを敷かれた子供は、失敗経験ができません。そして、親の力が及ばなくなった受験や就職活動、仕事で失敗をしてしまうと、立ち直ることができなくなってしまいます。
出典:192abc.com

失敗しないことがいいこと、と考えるのはやめましょう。失敗することは、次の経験へのステップアップです。
さらに、失敗経験が多い方が、うまく行かなかったときの「行動のレパートリー」が増え、どう対処したらいいのかを判断できます。
最初から失敗しないように助けるのではなく、失敗体験を知恵としていく手助けをするのが親の役割です。

○まず大切なのは、子供が「くじけない力」を身につけるためには、親自身が、失敗経験を成長のチャンスと捉え、つまずいてもいい、失敗していいという考えを持ちながら、子供に接することです。
出典:up-to-you.me

さらにいうと、子供は一度困った経験をすると、そこから学びもう繰り返さないようになります。
それを「自然の結末」と呼びます。

例えば、朝起きるのが苦手な子供に「起こすのか」「起こさないのか」を決めてもらいます。
「起こさなくてもいい」と言われました。
明朝、やはり子供は起きてきません。でも、起こすのをグッと我慢してください。

結局子供は時間通りに起きられずに遅刻してしまいました。ここで怒ってはいけません。子供も落ち込んでいるはずです。
そこで、「明日は起こそうか?」と聞いてあげてください。起こしてほしいと言ったときに手を貸してあげればいいのです。
困ったことが起きることによって、子供は自分で考え対処しようと学んでいくのです。

④比べない子育て
子供は成長していくものです。その成長を他と比べるのではなく、その子自身がどれだけ成長しているかを知ることが大切です。

○できている部分を見つけ、そこを伸ばすように求めるのです。比較をするのは他人ではなく過去のわが子と現在のわが子。「自己ベスト更新」を褒めてあげましょう。
出典:takalog.info


○意識的にせよ無意識にせよ、人と自分、他人の子と自分の子を比べる子育ては結果的に自分も子どもも苦しめてしまうものだと思うので、できるだけ多くの方にアドラー流の育児の仕方を学んでもらって気楽に子育てしてもらえるようになればいいなあと思っています。
出典:petitetiare.blog98.fc2.com

アドラー心理学では、自身の中の理想と現実を比べて成長の糧にすることは有意義なことだとしています。しかし、他人と比較して自身の至らなさを見つけることはいけないことだといっています。

このようなシチュエーションを思い浮かべてください。
子供が昼食にオムライスを作っくれています。最後に玉子をでご飯をくるむとき、
「ここがとっても難しいんだ。不器用だから失敗しちゃうかもしれない」と子供が弱気になっています。
どちらの答えがふさわしいでしょうか?

A:やる前からそんなこと言ってどうするの。やればできるよ。
B:きれいにできなくても、きっと美味しいオムライスになるよ。

どちらが不正解というわけではありません。しかし、アドラーの考え方からすると、Bの方がふさわしい対応になります。
なぜならば、Aの「やればできる」という励ましは「今はできていない、なぜやらないんだ」ということが、言葉の裏に隠れているのです。
また、「不器用」だと本人が言っていることに対して「そんなことない」と励ますことは、むしろプレッシャーを与え逆効果です。

できることに着目し、そこを認めてあげることが大切です。
子供の成長や頑張りは「いいか」「わるいか」「できるか」「できないか」などの二者択一ではありません。
誰かとの比較ではなくて子供自身の成長を認めてあげることで、自身に繋がっていきます。

(後略)

秀凜

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 15:49 |コメントする    Print This Post


「天才児」を育てたママ

「勉強しなさい」と親は子どもに言いますがそういわれた子どもはどんどん勉強が嫌いになります。

だけどたまに「天才児」といわれる子どもがいます。彼らの親はどんな教育をしているのでしょうか。

リンク

*********************************

「トンビが鷹を生む」かすかな望み、奇跡を信じて「天才児に育てるぞ」と日々いろいろな教育法でがんばるママも多いのでは? 子どもに良いとされるさまざまな教育法を調べては教えてみるものの、子どもはいっこうにその才能を開花させてくれない様子……。

では天才児を育てたママはいったいどこが違うのでしょう

■無理強いをしない
子供の教育に使われる文字カード、絵カード、数字カード、これらは脳への刺激として決して悪くはありません。でも、子どもが「たぬき」を見て「パンダ!」と答えたら途端に顔が曇るママがいます。

「違うでしょ! よーく見て、これはなに? た・ぬ・き、で しょ! た・ぬ・き、ちゃんと言ってみて」

こんなことが毎日続くとママがカードを持ってくると「テストされる」「間違えると怒られる」と思うようになります。

だたただ、見せていればいいのです。間違ったらモナリザの微笑みで「これはね、たぬきよ」と正しい答えを優しく示してあげる。強要するとかえって勉強嫌いになる危険があります。

■肥料だけあげる
「これこれこういう職業についてほしい」とレールを引かないこと。親の果たせなかった夢を子どもに託さないこと。

算数力、国語力、音楽力、英語力を付けておく、将来どんな職業に就くことも出来るように肥料をやり、選択肢の幅を広げてやることが大切。

子どもは親と違う人格を持った立派な人間です。どんな職業に就こうと子どもの自由です。そして、自由に職業を選べる能力を付けておいてやることが何よりも親にとって大切なことです。

■絵本の読み聞かせをしていいる
作文を書くにしろ、意見を言うにしろ全部、頭の中にある言葉(=内言)を使って人間は思考しています。成功者の多くは語彙数が豊かで、その語彙はほとんど読書により獲得されています。読書するようになるには「本が楽しい」という体験があること。

■疲れさせない
選択肢を増やそうと小さいうちから英語、体操、音楽、お絵描きと習わせるのはよいことです。但し、全部、子どもが喜んでやっているのならば、という話です。子どもが疲れているのならば親が良かれと思っていることが次第に害になっていきます。子どもは「やらされている」という思いで習い事に通うようになり、ストレスを感じます。

*********************************

子どもがやりたいことを全力でやれる環境をつくってあげる。
これが子どもの能力を高めるもっともよい教育のあり方なんだなと思いました。

匿名希望

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 11:46 |コメントする    Print This Post


「ねえ、これ読んで」「また?」なぜ幼児は同じ話を何度も聞きたがるのか

何度も同じ質問や、同じことをねだる子供。飽きずに繰り返すその集中力には、一つのことをいろんな楽しみ方をするという「楽しみのバリエーション」があるようです。

以下、リンクから引用します。
*****************************
自分の子どもや親戚の子どもなど、幼児に絵本を読んであげる機会は男女共にあるだろう。
そんなとき、ふと気になるのが、何度も同じ絵本を読んでほしいとせがんでくることだ。そもそも、なぜ幼児は何度も同じ絵本を読んでほしいのか、子どもの発達に詳しい教授にその理由を聞いてみた。

■幼児は仮説検証で楽しんでいた
今回話を聞いたのは、東京学芸大学 幼児教育学講座を担当する岩立京子教授だ。幼児はなぜ同じ話を何度も聞きたがるのか。

「大人は話の筋を一度理解してしまえば新鮮味が薄れてしまいますが、幼児は楽しみ方が違うので、毎回、毎回、少しずつ新鮮味があるのです。
幼児が話を聞きたいときは受け身で聞いているのではなく、話の筋を予測し、積極的に想像しながら聞きます。まずは、その『予測や仮説どおりであることが確認されたこと』が、楽しいのです。いわば、幼児の仮説検証です」

■大人が応えてくれること自体・読み方のバリエーションの変化も楽しい
「また、自分が要望すれば、それに大人が応えてくれる。そうしたコミュニケーションができるのも嬉しいので、何度も話を聞きたがります。大人も、幼児が面白がるように読もうとすれば、読み方に少しはバリエーションが加わったりもするので、その点も多少は新鮮味があるのでしょう」

幼児は大人とは異なる、ある意味、高度な楽しみ方をしているようだ。

■幼児は大人よりはるかに繰り返しに強かった
ところで、大人からすれば、何度も同じ話を聞きたがる幼児に対して、「また?」「飽きないの?」と疑問に思う。

幼児は飽きることはないのだろうか。

「幼児も飽きます。なぜなら、幼児も新しいものに出会い、楽しむ対象を広げていくからです。でも、自分の好きなものに対しては、大人よりも『繰り返し』にはるかに強いです。

一般的に大人は内容を理解することを楽しむし、忙しいので、理解すれば別の本を読みたくなります。一方、幼児は自分の興味や関心を持ったことに対しては、仕事や時間に左右されずに自由に遊び、楽しむことができます。

もっとも、大人でも時間に余裕のある人は、愛読書を繰り返し読み、その都度、違う解釈、違う楽しみ方をするかもしれませんが」

遊びの達人とも言うべき幼児。「ねえ、これ読んで?」が再三繰り返されたら、大人も違う角度から楽しんでみよう。

佐藤晴彦

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 11:51 |コメントする    Print This Post


「言うことを聞かない子ども」のほうが大人になって大成する理由

言うことを聞く子供に育てたいと大人は思いがちですがそれでは結局子供はつぶれてしまうようです。
やりたいようにやらせる大きな心を持つことが子供と付き合うには必要です。
具体的には学校に行きたくないと子供が言い出したら考え出している証拠。思い切って賛同するくらいの心を持った方が将来楽しみな子が育つように思います。

以下引用(リンク

親なら誰でも、わが子には素直で言いつけを守るように育ってほしいと願うものです。でも、子どもは時に頑固で反抗的になることもあります。中には、とりわけこうした傾向が強い子どもがいますが、実はそうした性質は、悪いとばかりも言い切れないのです。

先日の米『Washington Post』紙に、Lauren Knight氏が意志の強い子どもを育ててきた実感をつづった記事が掲載されていました。息子のOliver君は、嫌なことには何でもはっきりノーという子どもで、その意固地さたるや、実の母親のKnight氏が「今まで出会った中でも1番頑固で、負けん気が強い人」と言うほどです。Oliver君が絶対に髪を切らせないと反抗するくだりを読んで、私も「うちの娘と一緒だ」と、思わず笑ってしまいました。うちの娘は三つ編みだろうが、ショートカットだろうが、とにかく自分の髪に何かされるのがどうしてもイヤだと言うのです。以前の記事でも書いたように、私自身は争いを好まないタイプなのですが、娘は自分の主張にかたくなで、波風を立てるのをいといません。

親の側から見ると、意志が強く、言うことを聞かない子どもを育てるのは気苦労が絶えませんが、このような性格的特徴は(少なくとも当の子どもにとっては)メリットもあるようです。

————————————–

意志が強く、時に言うことを聞かない子どもを育てていると、困ったことが次から次に起き、親はくたびれ果ててしまいます。でも、程度の問題とはいえ、わんぱくで聞き分けのない性格には、メリットもたくさんあるのです。子どものころに反抗的だった人のほうが大人になってからの収入が高く、起業家になる可能性が高まるとの研究結果もあります。

より知的能力が高い子どもは、権威に反抗し、現状を疑う結果、既成概念に縛られない発想が身につきます。新しいアイデアを思いついたり、ビジネスを始めたりするときには、こうした特徴が独創性という形で優位に働くのです。未来の起業家は、子どものころから規則に縛られない傾向が強いというわけです。

コロンビア大学の臨床心理学者であるLaura Markham氏によると、意志の強い子ども(「元気」「頑固」「やんちゃ」さらには「勇敢」といった言葉で表現される子たち)は、自発性が高く、内部志向型で、大人になると指導的立場につく人が多いのだそうです。こうした子どもは周囲の目などは気にせず、自分がやりたいことに向かって突き進む傾向が強いと言います。彼らは「ほかの人が言うことを鵜呑みにするのではなく、自ら進んで学ぼうとするので、何度も既存の限界に挑むことになり」、さらにこうした傾向は人間関係にも影響を及ぼすようです。こうした子どもの持つ優れた判断力は、「髪を切りなさい」「野菜を食べなさい」「コートを着て出かけなさい」といった命令に反抗するだけではなく、信頼し、従い、影響を受けるべき相手を見極める上でも発揮されます。

————————————–

筆者はこの記事を読んで、意志の強い子どもは周囲の目に負けず、自分や人のために立ち上がる子なのだと思いましたし、わが子にもそうであってほしいと願っています。ですから親の側も、子どもの多少の頑固な行いには目をつぶり、芽生えかけた反抗精神をつぶさないよう、配慮が必要なのかもしれません。頭ごなしに言うことを聞かせるのではなく、子どもに納得させることを大事にし、髪の毛くらいは好きなようにさせてみるのも良いのではないでしょうか。

松下晃典

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 11:04 |コメントする    Print This Post


娘の不登校に悩む父親に贈ったアドバイス

日本では馴染みの深いケント・ギルバート氏(米カリフォルニア州弁護士)の講演会(リンク)より

*********************************
 ある名門女子高で講演した際、400人近い生徒に「ここ1カ月でお母さんから『きれいだよ』といわれた人は?」という質問をしました。手を挙げたのは1人だけでした。他の生徒たちがいつも母親から何といわれているのか、最前列の生徒にインタビューしたところ、「長電話するな」「彼氏をつくるな」「食事を残すな」「服装がだらしない」といった小言ばかりだったのです。

 もともと人間は不完全な存在ですから、欠点を指摘しようとすれば、いくらでもできます。しかし、毎日のように子供に「服装がだらしない」といったところで、「申し訳ございません。いますぐ着替えてまいります」などというでしょうか。「いちいちうるさいな」と思うのがオチでしょう。こんなことを繰り返してもお互いにストレスが溜まるばかりですし、教育効果はゼロです。

 そこで、私が勧めるのが「褒め殺し作戦」です。「あなた、最近かなりきれいになったわね」と褒めてやる。すると子供は部屋に帰ったあと、鏡を見て「服装にも気を付けないと」と考え、ついでに部屋の片付けも始めるかもしれません。親というのは、子供の悪いところばかりを指摘するのではなく、少しでも良いところを見つけて伸ばしてあげるのが最大の務めなのです。頭ごなしに強制せず、いかに主体的に気付いてもらうか。それが教育における私の信念ということになります。

 日本の友人が中学校に進学したばかりの娘さんの不登校で悩んでいたので、こんなアドバイスをしました。

「たとえばコップに水が半分入っていたとします。もう半分しかないと思うか、まだ半分も残っていると思うか。あなたの気持ち次第で、将来は変わってきます。子供の教育も同じ。親が心に余裕をもって、長い目で温かく成長を見守ってあげることです」

 聞いたところでは最近、家族で伊勢神宮にお参りして、お嬢さんも久しぶりに笑顔を見せたそうです。きっと伊勢神宮には、日本人の心を癒やす何かがあるのでしょう。

 人生には挫折や不運が付きもので、そのなかでも物事の明るい面に目を向けて「この国に生まれてよかった」と思わせることも、親の務めだといえるかもしれません。「娘さんは新しい環境で戸惑っているだけだよ。そのうち慣れるよ。きっと大丈夫」といって、私はその悩める友人を慰めたのでした。

柏木悠斗

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 11:07 |コメントする    Print This Post


「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち①

親がやらせたいことを押し付けるのではなく、子供の活力をあげるには?これまでの常識や観念,制度を捨てる必要があります。タイトルは”潰される子供たち”ですが、そうではない成功事例が3つほどあげられていますので紹介します。
-----------------------
「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち
リンク

自分がやりたくないことを、嫌々やらせられている子どもがたくさんいます。いまだに「子どものためになるなら本人が嫌がってもやらせるべき」と考える親が多いからです。そして、子どもが嫌々ながらでもやっている姿を見て大いに満足します。

でも、このとき子どもは大して伸びていません。それどころか、もっと大いに伸びることができたはずの時間とエネルギーを無駄遣いしているのです。なぜなら、子どもがいちばん伸びるのは、自分がやりたいことや好きなことに熱中しているときだからです。たとえそれが親から見ると価値の低いことであってもです。これは、小学校の教師として数多くの子どもたちに接し、その後も教育評論家としていろいろな実例を見てくる中で到達した結論です。今回は3つの実例を紹介します。

●絵を描くのが大好きだったAさん

小学5年生の女の子・Aさんは絵を描くのが大好きでした。でも、お母さんは「高学年になったんだから、絵なんかよりもっと問題集をやりなさい」と言っていました。そんなある日、私は学級懇談会で子どもが好きなことを応援することの大切さを話しました。すると、お母さんは大いに納得してくれて「そんなに絵が好きなら応援しよう」と決意しました。それからは、本物の絵を見に美術館に連れて行ったり、図書館で絵の本を借りたりなど、いろいろ応援し始めました。

そして、あるとき、お母さんは色数の多い色鉛筆を買ってあげました。これが非常によかったようで、Aさんは絵を描くのがますます好きになり、ぐんぐん上達しました。やがて、クラスメートたちが「絵がうまいね」と褒めてくれるように。ある日、1人のクラスメートに頼まれて猫の絵を描いてあげたところ、それが評判になり、休み時間になると絵を描いてもらいたい子たちがAさんの周りに集まるようになりました。

Aさんはもともと消極的で友達も少なく、授業で発表することもありませんでした。片付けが苦手で、朝も遅刻ぎりぎりで登校してくるような子でした。それまでは、朝お母さんに起こされてもなかなか起きなかったのですが、毎朝自分で起きて、かなり早く学校に来るようになりました。なぜなら、絵を描いてもらいたい子たちがほかのクラスからも来るようになって、休み時間だけではさばききれなくなっていたからです。

友達もたくさんでき、生活全体に張り合いが出て、毎日明るく楽しく生活できるようになりました。しばらくしたら授業中に発表するようにもなりました。絵のことで自信がついて、いろいろな面で好循環が始まったのです。

これが5年生のときですが、6年生になってしばらくしたら、Aさんは絵をあまり描かなくなりました。そのことを聞いてみると、「絵は飽きちゃった。今は手芸がいちばん好き」とのことでした。私は「やっぱり子どもだなあ」と思いました。子どもは、好奇心旺盛でいろいろなことに興味を持ってやってみたくなるものなのです。彼女は、すでにそのときは手芸に熱中していて、休み時間には5、6人の女子が1カ所に集まって手芸の小物づくりに没頭していました。お母さんは、最初は抵抗があったようですが、潔く絵のことはあきらめて、手芸のことを応援してくれました。

そんなある日、彼女は小学生新聞を読んでいて、手芸の小物をPTAバザーで売るというアイデアを閃(ひらめ)きました。それで、友達を誘って役員さんに頼みに行き、許可を得ました。バザー当日も「いらっしゃい。いらっしゃい」と声を張り上げて売りまくり、収益金を福祉団体に寄付しました。この一連の過程を、すべて彼女がリーダーになって実行しました。数年前なら考えられないことでした。これくらい子どもというものは変わることがあるのです。そのきっかけは、大好きな絵をお母さんが応援してくれて、絵のことで自分に自信が持てるようになったことです。

小平健介

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 11:45 |コメントする    Print This Post


「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち②

~続き

-----------------------
「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち
リンク

●建築士・Bさんの場合

次は、講演先で知り合った建築士・Bさんのお話です。Bさんは、子どものころ、上杉謙信の歴史マンガを読んでとても面白いと感じ、それからは戦国時代の歴史マンガばかり読むようになりました。両親も応援してくれて、戦国時代の歴史マンガを図書館で借りたり、書店で買ってくれたりしました。しかも、たくさん! やがて、戦国時代の本ならマンガ以外の本も読むようになり、有名な戦国武将100人について、名前と幼名、領国の名前、得意な戦法、有名なエピソードなどを覚えてしまいました。

両親の応援も熱が入り、各地の城や博物館に連れて行ってくれるようになりました。城をたくさん見ているうちにその美しさにひかれ、城の本を読むようになりました。それで、有名な城の名前、場所、特徴、領主の名前などをたくさん覚えました。やがて城の石垣に対する興味が高まり、石の積み方について調べるようになりました。日本の城だけでなく、中国の城、マヤ文明、インカ文明、エジプトのピラミッドなどの石の積み方も比べて面白かったそうです。

次に、城の模型を作るようになり、それがきっかけで建築一般に興味を持ち、とうとう建築士になりました。もともと、いわゆる勉強は嫌いで成績も振るわなかったのですが、建築士になりたいと思ったとき急にスイッチが入り、どの教科も頑張って勉強するようになったそうです。

●次は小学2年生の男の子・C君のお話

生活科の授業でダンゴムシ採集をしたときのことです。ほとんどの子は2、3匹見つけるのがやっとでしたが、C君だけは数え切れないほど見つけて、その箱の中にはダンゴムシがうじゃうじゃいました。しかも、箱の中にはダンゴムシが好む湿り気のある土、枯れ葉、腐葉土、隠れ家になる朽ち木なども入れてありました。子どもたちは口々に「C君、すごい!」「ダンゴムシ博士だ」と言いました。

C君は、湿り気のあるところや枯れ葉の下を探すといいことなど、コツをみんなに教えてくれました。その後も、なかなか見つけられない子にはダンゴムシを分けてあげたり、卵を抱えたダンゴムシを見つけたり、卵からかえったばかりのダンゴムシの赤ちゃんを見つけたりなど、大活躍しました。

C君は日頃からダンゴムシに限らず虫が大好きで、いろいろな虫を自分で捕まえたり飼ったりしていました。お母さんとお父さんも一緒に虫探しをしたり飼育を手伝ったりなど、いっぱい応援してくれていました。図鑑、絵本、学習マンガなども買ってくれて、C君は好きなことをどんどん伸ばすことができたのです。虫の名前

C君は、この日以降みんなからダンゴムシ博士とか昆虫博士などと呼ばれるようになりました。これは彼にとってとてもうれしかったはずですし、自信にもなったと思います。それまでは、ちょっと孤立している雰囲気があり、子ども同士でケンカすることも多かったのですが、それ以降はほとんどなくなりました。係の仕事もサボりがちでしたが、ほかの子と協力して仕事ができるようにもなりました。つまり、みんなが自分を博士として認めてくれたので心を開くことができるようになったのです。

小平健介

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 11:42 |コメントする    Print This Post


「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち③

~続き

-----------------------
「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち
リンク

●子どもを応援してあげることの大切さ

ここまで3つの実例を紹介しました。私は、ほかにもいろいろな実例を見てきましたが、子ども自身が好きなこと、やりたがっていることを親が応援してあげることは本当に大切です。親が応援してくれると、子どもは毎日自分がやりたいことをたっぷりやれて、楽しい気持ちで生き生きと生活できるようになります。やりたいことを応援してくれて、褒めてくれる親のことが大好きになり、親子関係がよくなります。また、気持ちが満たされているので、兄弟や友達にも優しく親切に接することができるようになります。

親の応援があれば、子どもは好きな道をどんどん深めることができます。すると、「これは自信がある。これなら誰にも負けない」と思えるようになり、自己肯定感が大いに高まります。それによって、ほかのことでも「できる。頑張れる」と思えるようになり、苦手なことが改善することもあります。Aさんのように、朝、自分で起きられるようになったり、発表ができるようになったりすることもありますし、C君のように友達とケンカすることが減ったり協力して係の仕事ができるようになったりすることもあるのです。

●好きなことに熱中しているうちに、地頭がよくなるという点も重要です。

たとえば、アンパンマンが大好きで、そのキャラクター図鑑を見ているうちに、平仮名、片仮名、漢字が読めるようになります。説明を読んだり図解を見たりしているときに、理解力、読解力、情報処理力がつきます。名前、性格や特徴などをたくさん覚えるときに、同時に記憶力がつきます。覚えたことを親や友達に話しているときに表現力がつきます。こうなってくると、いわゆる勉強をしたときにもよい結果が得られるようになるのです。

●自己実現力がつく

さらに、非常に重要なことがあります。それは、自分がやりたいことをやれている子は、「自分がやりたいことを、自分で見つけて、自分でどんどんやっていく力」、つまり自己実現力がつくのです。そういう人はプライベートも仕事も充実して、楽しい人生が送れます。ところが、実際は、大人でも「言われたことはできるけど自分では動けない」「自分は何をやりたいのかわからない」という人がたくさんいます。こういう人は、プライベートも充実しませんし、仕事においても受動的にしか動けません。自ら斬新な新企画を打ち出したり、イノベーションを起こしたりもできません。

子どもの頃から「受験、受験」と追いまくられ、やりたいことがあっても「そんなことはやめて過去問を解きなさい」と否定され、ペーパーテストはよくできるようになり、偏差値の高い有名大学に入れた……。その結果、立派な歯車にはなれたけれど、自己実現力はイマイチになってしまった……。こういう実例はたくさんあります。

子どもにやりたいことや好きなことがあっても、親が応援してくれないと子どもだけでは何もできません。必要な物も買えないし、情報も得られないし、体験もできませんから、何事もちょっと好きというだけで終わってしまうのです。子どもがせっかくやる気に満ちあふれていたのに、本当にもったいないことです。ですから、親は自分がやらせたいことを優先するのではなく、子ども自身がやりたがることを優先してください。そうすると、すばらしいことがたくさん起こります。
-----------------------
(引用以上)

小平健介

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 10:39 |コメントする    Print This Post


一見フツ―でも、教師が「距離を置く子ども」の共通点4

無意識に「むごい教育」をする親

厚生労働省は、11月を「児童虐待防止推進月間」と定めています。これは、2004年(平成16年)11月に、児童虐待防止法が施行されたのがきっかけです。

児童虐待というと、強烈な語感があります。

「虐待」という言葉を辞書で引いてみます。「むごく取り扱うこと」「残酷な処遇」とあります。さらに「むごい」を調べてみると「見るにたえないほど悲惨であるさま」「思いやりがないさま」「無慈悲」とあります。

児童に対し、「虐待」を加えるということ。

どんな事情があっても、絶対に許されるべきことではありません。子どもは国の宝です。大切に育てられるべき存在です。

 

この記事を読んでいる方々は、教育に関心が高く、子どもを良く育てたいと願っているはずです。

しかし実は、そんな善良な家庭にも「虐待」とはいかなくても子どもをダメにする「むごい教育」が存在しているかもしれません。

ところで、逆に子どもを「大切」に育てるとは、どういうことでしょう。

先と同じく、複数の辞書で引いてみます。「大いに愛する」「きわめて重要」「丁寧に扱う」と言った意味です。「大事」とほぼ同義です。

大切だから、今を楽しく生きてもらいたい。大切だから、哀しませたくない。大切に思う我が子に対し、そう願うのは、至極当然です。

しかし、本当に子どもを大切に育てるという観点で見た時、どういったことが、本当に子どものためになるのでしょうか。
親が「大切に育てた子」を、なぜ教師は敬遠するか?

子どもにとっての社会の場である学校において、先生たちがつい指導を敬遠したくなるのは、どんな子どもかご存知ですか?

・乱暴者の子ども?
・学力の低い子ども?
・授業中に立ち歩いてしまうような落ち着かない子ども?

いえいえ、実はそうではありません。上記のような状態が見える子どもであっても、次のことに当てはまらなければ大丈夫です。

それが「注意を素直に聞けない子ども」です。具体的には、人に迷惑をかけるような明らかな悪いことに対して注意した時に、次のような態度をとる子どもです。

(1)言い訳をする
(2)ふてくされる
(3)泣く
(4)逆切れする

どれも、不適切な行為です。

注意した方も嫌な気分になりますが、問題はその後です。これらの態度を繰り返すうちに、やがて「注意されない子ども」になり、それがやがて「避けられる人」になります。

どうして、こんな子どもになってしまうのでしょう。それが、冒頭に挙げた「大切」に育てた結果なのです。

叱られすぎて可哀相な子どもは実際にいます。誰が見ても、虐待とわかるような叱られ方を親からされている子どもです。悪いことをしてしまった子どもに「お前なんて生まれてこなければよかった」というような言葉を浴びせたり、意識不明になるまで殴ったりといった、明らかな虐待行為については、「論外」ということで今回は考えません。
教師に敬遠される子どもの「育てられ方」

今回考えたいのは、密かに可哀相な結果になっている子どもたちです。

それが、「大切」に育てられた子どもたちです。具体的には、きちんと叱られないで育てられている子どもたちです。

悪いことをしたのに、叱られない子どもは、不幸です。子どもの善悪の判断基準は、親の教育によって決められます。一般的には、1歳半ぐらいから善悪の判断ができるようになるそうです。それ以前は、そもそも認識ができないため、叱っても無駄です。親が危険を取り除き、周りの方の迷惑にならないよう配慮するしかありません。

では、幼児期以降はどうか。叱るのは無駄ではありません。むしろ必要です。ところが、適切に注意を受けたり叱られたりしていないで育つ子どもは少なくありません。

それは、「むごい教育」の始まり。

覚悟を持って、子どもたちが本当に「大切」に育てていかれることを願っています。(次回は、叱られない子どもはどう育つかについて論じます。)

リンクより

森浩平

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 16:16 |コメントする    Print This Post


次のページ »