待機児童問題の現状と対策①

待機児童問題はこれから出産を控えている働く女性や仕事復帰しようとしている女性、更にはその家族にとって大きな問題です。

待機児童の問題に関する記事を共有したいと思います。

以下リンクより抜粋

――――――――

待機児童問題の現状と対策|子供を保育園に入園させる方法 

待機児童問題とは?子供を保育園に入れるには

「子育て中だけどこれから働きたい」「今働いているけど子供が欲しい」と考えている女性にとって不安な問題はやはり、待機児童問題です。日本各地で問題視され、今や保活に関する本が発売されるほどになります。厚生労働省も国として解決に向け「待機児童解消加速化プラン」という対策を掲げ、保育所の整備などによる受入児童数の拡大、保育士の確保、を図っている状況です。

女性の社会進出が進む中、子供が待機児童となり育休を延長せざるをえないママや新たに働きたくても働くことができないママが増加していると社会問題となっています。現在、厚生労働省の発表では2017年に保育ニーズがピークに達するとされています。

保育関連施設の種類

保育園と幼稚園では設立の目的が異なり、受け入れる対象年齢、預かる時間、教育に対する対応、休暇の有無など大きな違いが多数あります。保育園とは親が働いている、病気などの理由により家庭内で十分に子どもを保育できない家庭に変わって乳児、幼児の保育を行う厚生労働省が管轄する「児童福祉施設」です。

保育園には大きく2種類があります。「認可保育園」と「無認可(認可外)保育園」です。

他にも「認定こども園」という保育園と幼稚園を合わせた施設や自治体や国が助成して経営する有資格者や研修を受けた個人が保育する「家庭的保育事業 保育ママ」などがあり、幼稚園でも夕方まで預かり保育をしてくれる施設もあります。

待機児童問題の背景 待機児童が多い原因は…

少子化なのに、待機児童が多いのはなぜでしょうか。いくつかの理由が挙げられます。まず、女性の社会進出の増加、雇用形態の変化による共働きの家庭が増えたことにあります。現在、25歳から44歳の結婚している女性の就業率は60%を超えています。全世帯数から見ても20%以上が共働き世帯となり、不景気により出産を機に退職するよりも働く選択をする女性が増えているのです。

待機児童数はどのくらい?

2015年9月の厚生労働省の発表によると、全国に待機児童は2010年から4年連続で減少し、2014年には21,371人まで減少していました。2015年には23,167人に増加していると発表されています。

増加している背景として、現状の国の対策により新制度の導入、サービスメニューの多様化が活発になったことで需要は増え、保育利用の申請者が大幅に増加したこと原因とされています。しかし、保育サービスを受けたいが申請をしていない児童が潜在的にはもっと多くいるともいわれています。

待機児童の数は都市部に集中

待機児童の多い原因からも分かるように就業率が高く、核家族化進む都市部に待機児童数は多い状況です。

1位:東京都 世田谷区 1,182人
2位:千葉県 船橋市 625人
3位:沖縄県 那覇市 539人
4位:大分県 大分市 484人
5位:宮城県 仙台市 419人

2015年9月に厚生労働省から発表された内容では上記のような順位となっています。

国の対策は?

現在、2017年のピークまでに待機児童問題の解消を目指し、40万人の保育の受け皿を確保する「待機児童解消加速化プラン」を打ち出しています。計画としては2段階に分かれ、2013年から2015年までを緊急集中取組期間として、緊急プロジェクトを行っていました。

これは、意欲のある地方自治体に対し強力な支援を行い、保育の量拡大と待機児童解消を図る目的となっています。2015年には子ども・子育て支援新制度をスタートさせ、2017年までの2年間で更に整備を進める取組加速期間となります。

緊急プロジェクトの支援内容は5つに分けられます。
1.賃貸方式や国有地も活用した保育所整備(ハコ)
2.保育を支える保育士の確保(ヒト)
3.小規模保育事業など新制度の先取り
4.認可を目指す認可外保育施設への支援
5.事業所内保育施設への支援

場所の確保が難しい都市部では国有地を活用するなどの援助や費用補助をすることで保育所の整備をし、潜在保育士の復帰を促すための処遇改善と認可外で働く無資格者の資格取得の支援によって場所と人材を確保する内容となっています。

また、幼稚園でも預かり保育などの保育園の性質を持つ施設にすることで即効性のある受け皿確保を図り、認可外保育園から認可保育園に移行する場合の支援により、保育施設の数と質を上げるものとしています。

効果はでているのか?

保育拡大量は2013年、2014年で21.9万人となり、整備目標の20万人を上回る結果となっています。新サービスの導入にあたり、保育サービスを受けやすくなったことで、保育所等への申込者が急激に増加しました。

そのため、2014年の21,371人から2015年は23,167人に待機児童数も増加はしていますが、受入人数は確実に増加させています。横浜市や神奈川県、川崎市など待機児童ゼロの実現ができた都市や東京都大田区では613人いた待機児童が154人に減少するといった大幅な減少を見せる都市もあります。

待機児童にならないためにできる対策

待機児童にならないためにはどんな保活をするべきでしょうか。まず注意する点は早めにスタートすることです。保活中やらなければならないことはたくさんあります。子育ての合間に復職後の生活スタイルをどのようにするかを検討し、その希望にあった保育園を探さなければなりません。

無認可保育園などの場合、入園申請の提出した順番で入園が決定する場合もありますのでなるべく早く始めましょう。そして、地域の保育園の倍率を確認し、条件に合うようでしたら低倍率の保育園を希望するようにしましょう。この時、妥協できる点は妥協することも必要です。

水沢奈々

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 12:04 |コメントする    Print This Post