働くママたちの力を結集!自分達の活きる場を自分達で作る!~株式会社コッコト~

埼玉県で、経理・事務のアウトソーシングを請け負う、株式会社コッコトリンク。この会社の代表取締役である、宮本直美氏が、コッコトを立ち上げた経緯が、子育てママたちの力を結集した点で、可能性を感じます!

ウーマノミクスサイトリンクからの引用です。

*********************************

(就職した)メインの業務は経理でしたが、経理などやったことがないので、社長から直接仕事を教えてもらいました。でも最初は毎日怒られてばっかりで、泣きながら仕事をしている状態でした。
 仕事が面白いと思ってきたのは2年ほどたってからでした。その会社は自動車を輸出する会社だったのですが、経理である自分がきちんと営業成績を管理できれば、営業計画も立てやすくなることがわかってきました。車は売れているのに、なかなか売り上げが上がらない状況を見て、「輸出をして初めて売り上げがたつので、契約から輸出までの間の期間をなるべく短くすれば売り上げが上がる」と思い、それを営業に指摘し、船会社と交渉したりしてもらうなどの改善をしました。そういった形で売り上げの向上に貢献することができるようになると、仕事がとても楽しいと思えるようになりました。
 結婚してからも、義理の母には反対されましたが、仕事を続けました。(今では義理の母も応援してくれています。)
 会社もどんどん大きくなり、経理も20人くらいの規模になりました。そのリーダーとして働くようになったのですが、子どもを持つ人が増えて、子どものいない自分に負担がくるようになりました。子育て中の女性を活用すべきかどうかに悩んでいたところ、子育て中の女性の1人が辞めることになってしまいました。その女性が辞めてしまったのは、自分がうまくマネジメントできなかったからだという思いをその後ずっと抱えることになりました。
一方で、子育て中の女性社員が周囲にとても気を遣って、毎日頭を下げている様子も目の当たりにしました。自分はこんな働き方をするのは息苦しすぎて嫌だと感じ、第一子を妊娠したのを機に、迷いなく子育てを選び、退職しました。
 ところが、子育ては想像以上に過酷で大変でした。(今思えば、赤ちゃんがママを必要とする貴重な時期だったのですが。)子どもが7ヶ月の時に耐えられなくなり就職を希望、就職活動を始めました。が、現実は甘くなく、赤ちゃんがいるからか、能力不足か書類選考を1社も通過できない状況でした。
 そんな中、周囲に毎日頭を下げていた子育て中の同僚のことを思い出し、「時間に拘束されない働き方はできないのか?」と考えるようになりました。とはいえそういった仕事は皆無。無いなら自分で作ればいいと思い、個人事業主になることにしました。
 最初に思いついたのは、仕事をしている女性など、料理をする時間がとれない女性に対して、あらかじめ、材料が計量された料理セットなどを届けるという仕事でした。さっそく税務署に届け出にいったところ、酒税法にひっかかるとのこと。事業を初めてから1年たてば酒を扱える免許を取れると聞き、それじゃとりあえず今まで仕事としていた経理の事務代行でもして、個人事業主になろうと思い、2008年2月に個人事業主としてスタートしました。
 その後、2008年9月に株式会社として起業しました。

 個人事業主として企業等に営業を行い、徐々に仕事が入ってくるようになってきた頃、子どもが1歳になり、動き始めるようになりました。そうすると仕事がちっともはかどらない。はかどらないから納期にも間に合わない!というような綱わたり的な状況が出てきました。そこで2ヶ月後に子どもを保育園に預けて働くことにしましたが、受託した業務を自分でやらずに、業務は登録スタッフにやってもらい、私は営業活動に専念した方がいいのではないかとも思うようになりました。
 また、子育て中の母親が、どのような働き方を希望するのかということに興味を持っていたので、渋谷で「ママになってからの働き方フォーラム」を開催しました。
 Mixiなどで呼びかけたら20人くらい集まりました。皆、子育てに専念したい気持ちもあるけど、その後の社会復帰を考えると不安だと考えていることがわかりました。
 「それならブランクを作らなければいい!ママがちょっとだけ働ける会社をつくろう」と、2008年9月に起業しました。
 登録スタッフ集めは、ブログ等で告知しただけだったのですが、2ヶ月くらいで150人ほどに。ニーズの高さを改めて実感しました。
 その後、子どもを預けられずに困っているスタッフがいたため、「それなら保育室も作ってしまおう!」と「コッコト保育室」も作りました。現在、スタッフ以外の外部の方にも利用していただいています。

*********************************

コッコト保育室は、ママたちの仕事をするすぐ隣の部屋にあるので、子供たちもママ達を感じながら過ごすことが出来るし、ママ達は、保育士さんに安心して任せながらも、子供を側に感じることが出来る環境の中で仕事をすることが出来るのが特徴です。

私達の会社でも、女性社員が増え、「その後の出産・子育てをしながらの仕事をどうする?」というのが1つ課題としてあります。

企業にとっては、長く働いた社員が出産・子育てを理由に退職してしまうのは、大きな痛手です。女性側も、仕事は続けたいし、社会との繋がりを持ち続けたいけど、子供が小さいうちは、なるべく側にいてあげたいというのは、女性なら誰しも持つ気持ちです。
また、たとえば、産前、昼~夜にかけての仕事を担っていた女性のように、産後に、元の仕事内容を担ってもらうのが物理的に難しい場合もあります。

じゃあ、そういった女性社員みんなを、時間や仕事の融通がきく仕事(社内でのデスクワーク等)に振り返るとなると、今の時代、どこの会社も、こういった部門は、システム化が進み、かかる人工は減る一方なので、そんなにたくさんの受け皿はないのも現状です。

このコッコトのように、社内ではキャパ的に限界があるけど、社外に目を向ければ、その力を子育てしながらも活かすことが可能です。

ただし、それを実現するには、誰かに頼り、場を与えられるのを待つのではなく、ママ達が、『社会と繋がる、自分達の活きる場を、自分達で作る!』という志も欠かせないと感じました。

 

 

樫村志穂美

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 22:58 |コメントする    Print This Post