【仮説】女 性が 孫 の育 児 に関 わ ることで人 類 は 長 寿 になった

これを『祖母の知恵仮説』と言うのだそうです。納得できる部分も多く以下に要約を紹介します。

リンクより転載

***
『祖母の知恵仮説』と高齢者福祉 :森永佳江

本研究は,閉経後の女性が孫の育児に関わることで人類は長寿になったという『祖母の知恵仮説』(GrandmotheringHypothesis)に関する研究の紹介を通して,生物史,人類史の見地から祖母と高齢者の役割を明らかにし,超高齢社会を支える思想や価値・倫理や繋がる知見を得ることを目的とするものである.

本稿では,『祖母の知恵仮説』を初めて提唱したHawkesらの,
①閉経後の女性 余剰の食糧を獲得でき,近縁の子孫に供給する.

②祖母による食糧の供給は乳児の早期離乳を可能にし,それは出産間隔の短縮につながり,娘の多産に寄与する.

③出産を止めた高齢の母親は,リスクのある出産を続けた母親より多くの子孫を残す.長寿の女性が多くの子孫を残すことで,人類の遺伝プールに長寿の遺伝子を増加させる.

④この結果,人類は長寿になった,との見解を紹介するとともに,その後の研究によって,祖母が人類の長寿に果たした役割のみではなく,長寿化による高齢者の増加が世代間の情報伝達を高め,そのことで文化と社会の発展にも寄与したことが明らかにされていることを示した.

これらを踏まえ,「高齢化」あるいは「老年期」の意義,役割を明らかにする.『祖母の知恵仮説』は,高齢者が排除されることのない社会を築くための基盤となる思想や価値・倫理を再確認するための思考の原点となりうるものであり、さらなる研究が望まれることを示した.

***転載終わり

 

 

 

宮本昇
 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 22:41 |コメントする    Print This Post


ママ友から子育てと仕事を一緒に担う協働者へ!AsMamaは新しい地域共同体の形を作る!

るいネットでも紹介されている、子育て支援の会社 AsMama。

この会社の面白いところは、既に知人・友人同士になっている人たちの登録を積極的に促しているところです。
既に知人・友人同士ならば、登録しなくても、助け合いをしたらいいのではないかと思ってしまいます。

でもそれだと、頼られる側はいつまでも無償(ボランティア)になるし、限られた関係の中だけでの助け合いになります。課題を共有するのではなく、ママ友という枠を超えることはありません。

AsMamaは、その限られた関係の枠を拡げ、地域全体で子育てをしていく、地域共同体の新しい形を作る可能性になるのではないでしょうか?

AsMamaのHP リンクに記載されている、ママサポーターの募集要項から、その可能性が見てとれます。

*********************************

■仕事内容
・AsMamaの取り組みや子育てシェアの紹介、地域交流イベントのご案内やママサポーターとしての自分自身の紹介等の口コミ活動を通じて、地域に子育てシェアで繋がる友達の輪をどんどん拡げること
・AsMamaの地域交流イベントにスタッフとして参加し、託児体験機会を提供したり、子育てシェアの登録や自分との繋がりを創ること
・子育てシェア内での定期的な情報発信(活用事例紹介や支援依頼の提案など)
・親子交流イベントの告知や当日の現場を通じて知り得たアンケート情報のデータ集計 

■勤務条件
・毎日50枚程度づつ(※インターン期間中は毎日20~30枚位程度)、子育てシェアや親子交流イベント、ママサポーターの紹介を直接及び共感者の案内協力による間接的な口コミ活動を実施し、子育てシェアや自分自身の認知を地域で拡げ、子育てシェアを通じて頼られる存在になること。
(※インターンは、ママサポーター研修受講後の2か月間で、メンターがついて指導します。この間の活動も一定基準以上の稼働がある場合は有償です)
・インターン期間中に、子育てシェアでの繋がる地域の友人・知人を30名以上創ること。
・前月15日までに活動可能な日時を提出すること。
・AsMamaが実施する研修や交流会に原則、参加すること(交通費等はすべて支給します)
・パソコンや携帯電話(スマホ推奨)を有し、子育てシェアが使えること
・地域で友達の輪をどんどん拡げる活動に前向きに積極的に取り組む姿勢があること
・メールや電話での問い合わせに対応できること 

■参画要件
・責任感と誠意、思いやりを持って取り組めること
・AsMamaのオリエンテーションや各種研修を一定期間以内に受講すること(無料)。また、インターン期間に積極的に地域に顔見知りを増やし、子育てシェア内に繋がりのある人を30名以上創ること。
・ママサポーターとしての活動開始前にはAsMamaの活動紹介が出来、聞く人をわくわくさせられること
・活動を通じて知り合った人たちから送迎や託児の支援依頼があれば積極的に支援者として活躍したい意欲があること。
・子育てシェアの利用規約を理解し、守ること。また、自分でも積極的に活用する意欲があること
・活動時にはママサポーターTシャツを着用すること
・「ママサポーター」としての活動を知らせるために自分の顔写真やプロフィールを登録、公開可能な人 

■期間
長期 

■活動拠点
自宅または支援活動実施場所(自宅から半径2km圏内が目安です)

*********************************

このママサポーターは、地域内で子育てシェア登録出来る人を増やしたり、サポートする立場の人たちです。

自宅から半径2km圏内というと、自転車で20分くらいでいける範囲しょうか。
その中で30人の人が知り合いとなって、子育てシェアに登録する。

限られた関係の中だけなら、本当に頼りにして助け合える関係はせいぜい5人くらいではないでしょうか?
それが、30人と繋がれる。しかも、有償であることによって、単純に一方的にサポートされるのではなく、一緒に子育てをして社会を作っていくという課題を共有することになります。
現在仕事をしていないママや、引退した高齢者の方々も、仕事をしているママのサポートを有償で引き受けることで、間接的にその仕事を担っている(=社会を担っている)という実感を得ることも出来ます。

単なる、知人・友人関係から、一緒に社会を担う土壌を作る地域共同体という新たな形が、AsMamaにはあるのではないかと感じました。

 

 

 

樫村志穂美
 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 22:31 |コメントする    Print This Post


集団で育つことで、いろんな役割になる。いろんな受けとめ方をしてもらえる。

家庭と育児の両立をしている母親たちの共通の願いは、
・会社のみんな(社会)に役立ちたい
・子どもたちに充たされた時間を送ってほしい
そんな想いをどちらも実現すべく、仕事が忙しいとき子どもたちのお預かりあいっこをしています。

お預かりあいを始めて約2年。今では母親8人、子ども10人の大所帯になりました。
仕事の状況は、時によって変化するので、お預かり体制も柔軟に変化していきます。
子どもたちも、どんなメンバーで、誰のうちに行くのかで、自分の役割を感じてくれているようで、いろんな表情をみせてくれます。

今日はそこでの1コマを紹介します。
1歳児の2人がおもちゃの取り合い。二人してふにゃふにゃ言ってたら、小1のHちゃんが、
〝ここはまかしといて。料理の続きして。私が見とくから!“
と、2人のもとへ。
お願いしつつ様子を見ていると…

〝ケンカはダメ!ちゃんと仲直りしよう。
ほら、相手の目を見て、ごめんなさいは??
ほら、目見な伝わらんで。
ちゃんと目を見てごめんなさい。
はい、気持ちいいやろー。“

って、一生懸命2人を仲直りさせようとしていました。

この光景、どこかで見たことがある…
それらは、共同保育始めたばっかりの時に、当時5歳のHちゃんと6歳のTちゃんがママたちに言われてた言葉そのまんまでした。
Hちゃん、Tちゃんと、目を見てごめんねって言えて、気持ちよかったから、Hちゃんの心にちゃんと残っていて、それを弟達にもちゃんと伝えてくれてたんです。

Hちゃんは一人っ子だから、共同保育が始まったばっかりのときは、下の子ばかりかまわれることが寂しかったようですが、今ではすっかりママの役割まで担っています!

お兄ちゃんお姉ちゃんもいれば、同じ年もいる。弟や妹だっている。
お母さんも何人もいるから、いろんな方法で受け止めてくれる。
それも、固定じゃなくって、状況によって変化する。
集団で育つことで、いろんな役割を担うし、いろんな受け止め方もしてもらえる。

こっちのほうが、とっても自然な状態なんだろうなって感じています。

 

 

 

嶺山志保

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 22:22 |コメントする    Print This Post


高齢者と子供を媒体に、地域共同体再生を図る江戸川区~学童保育“すくすくスクール”①~

私が子供の頃は、学童保育というものはなく、親が働いている子もそうでない子も関係なく、放課後、ランドセルを家においてすぐに友達の家にいき、子供たちだけで遊んだり、お出かけしたりして、自由に遊んだものです。

でも、今は、働く親や核家族化、ご近所付き合いが希薄となり、大人の目が行き届かなくなったことや、子供をめぐる犯罪の増加等で、子供たちだけで安心して遊ばせておくのが心配なご時世です。

しかしながら、学童保育は時間が短かったり、満員で入れなかったり。また入れたとしても、子供にとっては、単に放課後教室に押し込められたり、全員外遊びに放り出されたり等で、魅力的なものではなく、行きたがらないという声も聞きます。

そんな中、東京都江戸川区では、『小学生なら誰でも入ることが出来る』『区内の全小学生の7割が登録している』という学童保育“すくすくスクール”が行われています。
そこでは、地域の高齢者達の力が活かされていました。

東洋経済オンライン この街の論点リンクからの引用です。

*********************************

脱常識!江戸川区のすごい「学童保育」
「つまらない」「入れない」の常識を覆す

■全国初!希望者「全入」の学童

――江戸川区は「子どもが多い街」として知られます。若い夫婦や1人の女性が産む子どもの数が多く、小学校の数も東京23区でトップです。そのため、子育て支援において、ほかの区にはない、独特の取り組みが多数あると聞きました。 

よくほかの自治体などから視察に来ていただくのは、「すくすくスクール」ですね。現在、江戸川区には3万6000人の小学生がいますが、そのうちの7割弱、2万4000人がスクールに登録しています。

いわゆる(共働き家庭の子どもを放課後に預かる)学童保育では、小学校3年生までが対象でしたが、「すくすくスクール」には年齢や人数の制限がありません。希望すれば、誰でも入ることができます。この方式は全国で初めてですね。

――「全入」とは画期的です。多くの自治体には、共働き家庭の子どもを学童クラブで預かる仕組みがありますが、近年は激戦化し、入れない子どもも出ています。入れたとしても、狭い部屋に「すし詰め」になっていることも多いと聞きます。なぜ、それが可能なのですか?

希望者全員を受け入れますから、確かにものすごい人数を預かっています。でも、学校の施設全体を丸ごと使えるので大丈夫なんですよ。図書館でも体育館でも、運動場でもすべて使っていいのです。

ほかの地域では、学童クラブという施設に「隔離」するようなイメージでしょう。でも、それでは、子どもは自由に遊べない。(学童に入っていない)友達とも遊ぶことができません。

すくすくスクールは、学校の延長のようなイメージです。仲の良いクラスの友達と一緒に過ごすこともできるし、1年生から6年生までいるので、縦の人間関係を構築することもできます。

江戸川区では、これまで学童クラブを利用していた子どもも、すくすくスクールに合流してもらって、同じ過ごし方をしてもらっています。「学童クラブ登録」をしている子どもは、保護者のお迎えが来る夕方6時までお預かりしています。

* 編集部注:すくすくスクールには2とおりの登録の仕方がある。「一般登録」(参加日や帰宅時間が自由。無料)と、「学童クラブ登録」(参加日や時間の管理などを保護者と連絡し合って進める。平日は午後6時まで預けることが可能。月4000円)。一般登録・学童クラブ登録ともに、保険料として年間500円の負担あり。

講師役を地域住民にお願いしたところ、希望者がたくさん出てくださった。それぞれの得意な分野、たとえば英語などの勉強から、お茶やお花、囲碁、将棋などの趣味に関することまで、幅広く教えてもらっています。スポーツを指導してもらうこともありますよ。子どもは学校での学習とはひと味違う、さまざまな体験ができます。

たくさんの講師のまとめ役として、各校にスクールマネージャー(すくすくスクールの校長先生のような役割)を置いています。彼らが講師を差配してくれるのです。ボランティアによるサポートの方や、学童クラブの先生をご経験された方など、講師は学校ごとに数十人います。150人ぐらいが講師として活動している学校もあります。

――それは手厚いですね。大人たった数人で、子ども数十人を任されているということもよく聞きますので。

講師には若い方もいますが、会社を退職された方や、子育てを終えた方など、比較的高齢者が多いのが特徴です。特に、お年寄りの講師の方は熱心です。「これがなければ、私の生きがいがない」「年齢を忘れるほど、自分も元気になる」と話す方もいるぐらいです。

*********************************

②に続く

 

 

樫村志穂美

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 20:46 |コメントする    Print This Post


【高齢者活用子育て支援事業】の事例紹介:親の居場所をつくる

現在日本では、少子高齢化が進み、それを食い止めるためにも社会全体での取組みが必要となってきています。
 以下の事例は、行政と地域が一体となって行っている育児の取り組み例です。

以下(リンク)(リンク)抜粋
――――――――――――――――――――――――――――――――――

地方公共団体名:東かがわ市

事業名:地域組織活動育成事業

事業年度:平成16年度~

事業主体:にこにこクラブ

■公的支援のない土日に活動
 
 子どもと子育て家庭を取り巻く環境は、近隣関係の希薄化、子育てに対する価値観の移り変わり、就業構造の転換、働く父母の労働体制などのさまざまな要因によって大きく変化し、子どもを生み育てにくい状況となっている。

 市では平成17年3月、「東かがわ市次世代育成支援行動計画~東かがわにこにこプラン~」を策定し、地域全体での子育て支援、親と子が健やかに生活するための支援など5つの施策に沿って取り組んでいる。
 ところが、市母子愛育会などの子育て支援活動は平日が中心のため、土・日や休日となると母親同士が子育ての悩みや思いを気軽に話し合える場がなかった。
 
 「ならば、自分たちで土・日にも母親同士が集まれる場所をつくろう」と思いを共有する母親たちが声を上げ、公的な支援活動のない土日に、自らが子育てボランティアとなって運営するサークルが誕生した。それがにこにこクラブである。

■廃園施設を有効活用
 
 廃園後、地域住民の集いの場として使用されていた旧松原保育所は、郷愁を感じさせる木張りの床や広々とした園庭が特徴である。にこにこクラブは、施設の特徴もさることながら、地域に親しまれている施設ならば子どもだけでなく大人でも気軽に立ち寄れるのではないかと考え、この施設を活動の拠点にしようと計画を進めた。
 
 施設の利用について、相談を受けた市は、クラブを交えて、施設の利用者である地元自治会や老人会と電気代の負担割合や施設の管理方法などの調整を行い、関係団体の合意形成を図った。
 
 活動開始時には、地域の児童館の協力で本やおもちゃの寄贈を受けたり、県内で子育て支援活動に取り組む団体の代表を招いた講演を行い先進事例を学んだりした。

■つながりは無限大

 活動が活気を帯びてきた背景には、スタッフや参加者の人脈を最大限に活用してイベントの講師を探したり、アンケートをしてイベントの企画を募ったりと、スタッフや参加者を問わず、共同作業をしているうちに、人と人との縁がしだいに深くなってきたことが挙げられる。
  また、活動拠点のニコニコ広場(旧松原保育所)は、本やおもちゃに限らず、ジャングルジムや滑り台など大きな遊具も各方面からの寄贈が重なり充実。さながら室内遊園地のように楽しい空間が形成されている。

■地域との連携を模索
 
 また、地域でのつながりを豊かにするには、出会いと交流の場づくりが欠かせない。これまで以上に地域の高齢者との交流の機会を設けるなど、もっと積極的に地域との連携を深める工夫が不可欠である。「点」ではなく、スタッフや参加者のネットワークを最大限に活かした「面」としての広がりが重要になってくる。

**********************************

地方公共団体名:須坂市

事業名:ふれあいサロン運営事業

事業年度:平成16年度~

事業主体:NPO法人へそのお

■自宅開放からのスタート

 この活動は、平成8年から拠点である代表者の自宅を開放し、誰もが気軽に立ち寄れる場所を提供していたところから始まった。
 集まった母親たちが次第に心を開き、本音を語るようになると、相談相手がそばにいないことで、子育てに行き詰まり、子どもを愛せなくなったり、虐待につながるような気持ちを抱く母親も少なくないことがわかった。

 多くの母親は「子育ては孤独で大変」と捉えていることが現実だった。しかし「子育て」は一人でするものでなく、仲間や相談相手がいたり、受け皿があることにより「子育ては楽しく大切なもの、人を育てる素晴らしいもの」となるものであることを認識し、共感して欲しいと感じていた。
 

■広がるネットワーク
 
 共感できる場での話から、共通の話題や同じ悩みを持つ者の会が枝分かれのように自然発生的にできあがり、更に問題を追求したり、解決策に近づいたりと、より深い情報交換の機会が持てるようになった。
 これにより、つながりも深まり、母親同士で情報提供ができたり、お互いの体験事例を話すことで、自らの育児の参考にすることができるなど、ネットワークが更に広がってきている。

■当事者力を身につける
 
 母親同士のつながりも深まり、お互いに助け合いができる仲間作りができあがっている。
 
 自分の子育て環境とは違う状況があることを知り、悩みなどを共感し合うことにより、セルフヘルプの意識が高まり、自分が経験はなくてもその人の話を聴いたり、その背景や生活ぶりを「知る」ことで、支援する側に立てる親も多くなってきている。困った時に助け合える仲間作りができ、子育てにも前向きになってきた。 
 
 共通の悩みを抱えている人の情報を持っているだけで、人と人とをつなぐことができ、同じ地域に住むもの同士、同じ悩みを持つもの同士が、一人で抱えずにネットワークを作れば、何倍もの力となり、その問題ともしっかり向き合えるという効果にもつながっている。
 また、実際に当事者ではなくても、悩みを抱えているという事を理解してもらえることで、同世代の仲間だけでなく、地域の異世代の「ご近所さん」から、昔からの智恵を伝授してもらったり、助け合ったり、支えあったりできる地域ネットワークが生まれると考えている。
 
 
 子育てに関する情報交換ができ、ネットワークも広がり、サロン活動の新たな要素とし、また、地域全体を利用しての子育てネットワークを作るためにも、今後の事業に活かすことができるものと考える。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
以上抜粋

 

 

glasspot

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 20:59 |コメントする    Print This Post


福祉政策としての保育所は、1990年代に破綻した

「病児保育」の事業に取り組んでいるNPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹氏が、日本の保育所、子育て支援の仕組みが、現実にあわなくなっていることを、保育所の歴史、何故、福祉政策となったのか等と関連づけてまとめています。その紹介です。

待機児童問題を考える前に、そもそも保育園の歴史を振り返ってみようか
(駒崎弘樹 2013年03月20日)
リンク

以下引用・・・・

 最近、時期的なこともあって待機児童関係の取材が多く、似たような質問を受けるので、基本的な保育園(行政用語だと正式には保育所)の歴史を書いておきます。

 まず、もともと保育所は明治期からあり、初期は社会事業家や紡績工場経営者等が、働く母親を助けるために純粋に民間で設置していた施設でした。その後大正期に初めて大阪で公立の保育所(当時の名称は託児所)ができ、東京等にも広がりました。

 そして戦後、1947年に児童福祉法が制定されて、託児所は保育所になり、認可保育所という制度も生まれました。

 この認可保育所は、国の認可基準を満たして補助金が投入されたもので、現在は約2万3000カ所あります。この認可基準を満たさず、国からの補助金が投入されていない認可外保育所が現在約7000カ所あります。(出典:日本保育協会)

 戦後復興と高度経済成長を支えるため、国は「長時間労働のモーレツサラリーマンと専業主婦家庭」という新しい家族単位を、扶養控除税制等を代表的に、政策的に奨励してきました。第二次産業による経済成長を達成するために、最も効率的な労働力の再生産モデルだったためです。

 そこにおいては、母親が働く家庭というのはマイノリティでした。ゆえに、今では日本語として違和感を感じる人も多い、「保育に欠ける」という言葉を使い、「保育に欠ける」子どもたちのために、福祉として保育所を作る、という政策を進めたのでした。

 基本的には福祉政策であったため、その他の福祉政策と同様に、社会主義的ないわば「配給制度」を採用しました。つまり、行政がその地域の福祉を必要とする人々の数を把握し、それにあったサービス供給量を提供する、というモデルです。

 サービス供給のやり方として、自治体が公務員を使って、自ら直営で運営する公立園。社会福祉法人という日本に特殊な法人格を持つ民間団体に委託する、私立認可園の2タイプです。

 社会福祉法人は、戦後に作られた社会福祉事業法で定められた法人格で、政府の行いたい福祉事業を独占的に受けられ、税制面でのメリットを享受できる代わりに、剰余金の制限や各種規制をうける事業体です。政府としては、全てを公務員を使って行うことは難しかったため、戦前から各地で独自に事業を行っていた慈善事業家や社会事業家を、自らの統制的な管理下におき、効率的に福祉サービスを広げていきたかったということです。

 さて、こうした社会主義的な配給体制に基づく認可保育所供給政策は、80年代から綻びを露にします。85年に雇用機会均等法が施行され、女性が正社員としてフルタイム労働に参画していくのが後押しされ、働く女性の数が増加します。それに伴い、働く母親の数は増加していきました。

 国はようやく94年にエンゼルプラン・99年に新エンゼルプラン等の施策を打ち出しますが、政策の大きな方向転換をすることができません。同時並行的に、1990年代中盤には、共働き世帯数が専業主婦世帯数を追い抜きます。

(ブログでは、共働き等世帯数の推移グラフが紹介されている)

 90年~2000年代からは長引く不況と非正規労働の増加によって、夫の収入だけで家計を維持することが困難になり、母親の就労がパート・派遣労働等、多様な形態を取りながら更に進みます。

 こうした「働く母親の数が増えた」「働き方が多様になった」ことに対し、戦後から高度経済成長を支えた認可保育所配給制度は十分機能できませんでした。70年前の社会状況を基に作られた諸々の基準は、高度経済成長を経た日本の都市環境には合わず、機動的にニーズに合わせて建設していくことができなかったのです。

 ニーズに認可保育所が追いつかない状況が最も深刻だったのは、東京都でした。東京は設置基準の厳しい認可保育所に頼っていては十分な保育サービスを供給することはできないと考え、面積基準や園庭基準等を緩和した独自の認可システム(国からの補助金ではなく自前で出す独自補助)を2001年に立ち上げ、民間参入を呼び込みました。それが「東京都認証保育所」制度です。10年後には認可保育所数1800園に対し、認証保育所数はその3分の1ほどの約600カ所程度にまで伸ばすことができ、認可保育所に入れない子どもたちの受け皿を創ることに成功しました。

 東京都のこの動きを見て、同じく待機児童問題で悩む横浜市や仙台市等が、自治体独自の認証保育所制度を創っていったのでした。しかし、この認証保育所でも、完全に待機児童問題を解決することはできませんでした。

 そして結果として2万~4万の待機児童がコンスタントに生み出される現在のような状況になっていったのでした。ちなみに待機児童の8割が都市部に集中しています。

 さて、90年代から効果的な施策を打つことに失敗してきた政府は、20年越しに大規模な改革案を与野党一丸となって国会を通過させました。それが「子ども子育て支援法」で、消費税財源7000億円がセットになっています。

 本法律によって、これまでともすれば自治体主導で、行政の遅いペースでしか開園できなかった認可保育所制度を改良し、外形基準を満たしていれば開園が迅速にできるような仕組みに変わる予定です。

 また、20人以上という大規模園でなければ認可されない、という硬直的な制度を変え、6人から19人の小規模な保育所でも認可する、という小規模認可保育所も新設されることになりました。

 このように大きな方針転換が決定され、2015年から動き出します。しかしこの子ども子育て支援法では、大きな枠組みしか決められていません。例えば、新しい制度における保育料金の問題や、開園に関わる手続きの詳細等、この2013年を通して開かれる「子ども子育て会議」という有識者審議会に委ねられるのです。

 ですので、現状としては「改革の方向性はでた」けれど「細部が骨抜きになる可能性もある」という予断を許さない状況です。

・・・・引用終わり

 

 

レオンロザ

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 20:10 |コメントする    Print This Post


共同保育が、子供たちの追求力を育む!!

類グループで、共同保育を始めて、もうすぐ2年。
日中、母子一緒に出社して、仕事をしながらみんなで子育てしている以外にも、夜、仕事がある時の預り合いっこもしています。
子供たちは、0歳から8歳と多年齢に渡り、普段の小学校や兄弟関係だけでは味わえない関係が育まれています。

先日、日曜日に全社的に出社が必要な時があり、会社に子供たちを連れてくることがありました。
お母さん達が仕事に集中出来るよう、子供たちは、共同保育室で遊んだり、ご飯をたべたり。お母さんたちは、2人1組で2時間交代で子供たちの面倒をみることにしました。

当日は、やっぱり色んなことが起こるもの。
泣いている0歳児のお世話に大人1人がついていると、今度は、2歳児たちが物の取り合いっこで、大泣きし始め・・・
もう一方では、別の2歳児がみんなのおやつを独り占めして離さない・・・

そんなこんなで、てんやわんや!大人2人で全部に対応することは出来ません。

するとどうでしょう!

今まで、8歳のお姉ちゃんたちからみたら、まだまだ赤ちゃんだと思っていた3歳の女の子が、おやつを独り占めしている2歳の男の子のところにいき、「これは、みんなのものやから、あかんねんで!みんなのものやから!みんなのやから!」と一生懸命、言葉で説得してくれていたんです♪
ま、とはいえ、まだ2歳の男の子は、あかん!と言われても、頑としてイヤイヤと首を横にふるばかりでしたが、それでも、あきらめることなく、一生懸命、伝えてくれていました。

一方、一番上の8歳のお姉ちゃんは、基本的には、1人で遊んでいることが多かったのですが、どこかでイザコザがあり、大人の手が周らないと、気づくと、そのイザコザに間に入り、優しくどちらの気持ちも受け止めて、事を納めて、みんなを別の遊びに誘ってくれたりしていました。

また、2歳の子は、食事の時にたち歩いてしまう、別の2歳の子に、「おいで!おいで!」と呼びにいってくれたりもします。

だいだい、世間的には、こういう状況で子供たちが遊ぶとなると、それぞれの親がついてくるもの。
だから、何か起こると、子供は必ず自分のお母さんのところにきますよね。兄弟間の場合は、どちらかがお母さんにチクって、お母さんに仲裁役を求めてきます。

でも、共同保育だと、そうはいかない。
大人はいるけど、子供1人についき1人いるわけじゃないし、大人だけで全部を見切ることは出来ない。
そういう状況になると、子供たちは、それぞれ問題が起こった時に、どうする?どうやったらいい?と追求して、今まで周りで年上の子達がやってきてくれたことを、どんどん真似して、試行錯誤し出すんです!

その中で、真似してやっても上手くいかないことなどを学び、さらにどうしたらいいかを追求して深めていく。
それが、子供の成長に繋がっていくんだろうなと感じています。

 

 

樫村志穂美

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 20:26 |コメントする    Print This Post


民間ならではのきめ細かい学童保育サービスを提供②~「キッズベースキャンプ」の紹介

(①のつづきです)

リンク
日本総研「事例紹介(国内・海外)」

———————————————————-
Q.サービスを利用するための料金を教えてください。またどのような人が利用されているのか教えてください。

A.週5日コースで月42,000円、夏休みである8月は73,500円。週3日コースだと月30,450円、8月は36,750円です。その他、スポットでのご利用も可能です。毎日来る子ども達の人数の中では、正社員で働くお母様の子ども達の割合が多く、その他に派遣社員・パートタイムで働くお母様の子ども、専業主婦のお母様の子どもも利用しています。

Q.子ども達はキッズベースキャンプで、どのような時間を過ごすのでしょうか。

A.小学生にとって、小学校の授業等で過ごす時間は1200時間、放課後と長期休暇も含めた学童保育等で過ごす時間は1600時間とも言われています。1600もの貴重な時間を、子どもが楽しいと思える時間、自立や社会性を身につけ成長する時間にしていきたいと思っています。人格形成には児童期はとても大切な時期であり、勉強だけでなく「社会につながる人間力」を身に付けて欲しいと思っています。 そのため、イベントプログラムには力を入れています。自分が成長するための「自分軸」(生活技術と自信・自発・自立、論理的思考、創造性を集中力等)と社会性を身に付けるための「社会軸」(共感・思いやり・公共心、コミュニケーション力、人間関係形成力、バランス感覚、等)の2軸を満たすようなプログラムを提供しています。
プログラムには、仕事のやり方や経済などの仕組みを学ぶ「キッズMBA」、言葉遣いやテーブルマナー等を学ぶ「KBCマナー&生活技術」、英語を学んだり、大使館を訪問したりする「世界を知ろうKBCイングリッシュ」、地域のごみ拾いやごみ処理場見学を行う「エコボラキッズ研究所」等、様々なプログラムがあります。キッズMBAは新企画なのですが、身近な例を用いて、楽しみながら仕事や経済の仕組みについて学び、自分と社会とのつながりを知ってもらうことを目的にしています。お仕事マップを通じて、自分の好きなものが社会にどのようにつながっているのかをビンゴゲームで学ぶことから始まり、工場見学、両親へのお仕事インタビューを行い、最終的には模擬店の出展を目指す、年間を通したプログラムです。両親へのインタビューでは、仕事の話ができるまでに子どもが成長したことに対して、ご両親から驚きや喜びの声が寄せられました。
15時から16時は学習タイムで宿題などを終わらせ、16時半から17時半までがイベントを実施する時間帯です。イベントプログラムは月に7日程度ありますが、それ以外は16時から17時半まではキッズコーチと呼ばれるスタッフと自由に遊んで過ごします。キッズコーチ1人に対して子ども15人を上限としていますが、現在はどの店舗もキッズコーチ1人に対して子ども10名以下となっています。

Q.キッズコーチには、どのようなバックグラウンドを持った人がなるのですか?

A.現在のキッズコーチの前職は、保育士や幼稚園教諭から、ダンスインストラクター、一般企業の営業まで多種多様です。キッズコーチの資質は、キッズベースキャンプが子ども達にとって「行きたい場所」になるための、何よりも重要な要素です。そのため、特に資格を重視しているわけではなく、子ども達と楽しく遊べる人材かどうかを一番重要視して採用しています。
また、プログラムだけでなく、日々の保育からも「社会につながる人間力」を学んで欲しいと考えているため、キッズコーチには、子どもを褒め、勇気付け、ポジティブに動機付けていくようなコーチングをお願いしています。
学童保育の指導員には、資格がなく職業としても確立されていません。しかし、子ども達の放課後を豊かにするためには何よりも大切な人材であり、新しい職業として確立できるような環境を整備していきたいと考えています。

Q.現在の店舗数を教えてください。また親御さんからの反応は如何ですか?

A.2006年9月に桜新町の店舗を、第1号としてオープンしました。三軒茶屋、二子玉川、宮前平等の田園都市線沿線を中心に、現在は9店舗です。2009年4月には、用賀、溝の口、大倉山・菊名、五反田・大崎、下丸子の5店舗を追加し、14店舗になる予定です。HP上に「出店リクエスト」ページを設けていて、問い合わせの多い地域を出店地域の候補としており、春にオープンする5店舗もリクエストの多かった地域です。
HPへのリクエストはかなりの件数寄せられています。北は北海道から、南は沖縄までという感じで、地域もばらばらです。現在の学童保育に対する改善要望が高いのだと思います。キッズベースキャンプを事業化する前に、行政の方々にもヒアリングを行いました。その際に反対する人はほとんどおらず、むしろ民の選択肢が広がると歓迎して頂くことが多かったです。個人的な考えですが、福祉の部分は行政が、選択肢としてのサービスの向上の部分は、民間が担う方が顧客満足度が高くなるのではと思っています。

Q.子ども達にとって、豊かな放課後とはどのようなものだと思いますか?

A.今の子ども達は、外遊びが少ないという問題意識を持っています。そのために、キッズベースキャンプでは出来るだけ近隣の公園などで遊ばせるようにしています。また、ゲーム等の受動的な遊びが多く、自由に夢中で遊ぶ経験も少ないように思います。これは、便利で豊かな時代ゆえの問題なのだと思います。子ども達は、物が何もなければないなりにいろいろと工夫するのです。キッズベースキャンプでは、子どもたちが自ら工夫し、「社会につながる人間力」を持てるような子どもが育つような環境を整えていきたいと思っています。

※1 学童保育の問題に関しては、全国学童保育連絡協議会に詳しく記載されている
※2 2008年9月に株式会社化、2008年12月に東急東京急行電鉄株式会社の100%子会社化した

株式会社キッズベースキャンプ
【所在地】〒154-0015 東京都世田谷区桜新町2-10-12 ガレリアM202

———————————————————-

 

 

孫市

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 20:38 |コメントする    Print This Post