赤ちゃんの教育目的のテレビ、ビデオDVDは脳の発育に悪影響?

『コミュニケーションスキル上達の道 ~人間関係マステリー~』(リンク)より引用します。

********************************
テレビは人類にとって大きな発明でしたが、赤ちゃんにとってどうでしょう? 小さな子供向けに作られたテレビ番組やビデオDVDなどは、徹底したマーケティングのもと作られています。そして子供のためと謳いながら実際には財布を握っている親に向けたメッセージを発します。
ですから、親は、教育的な番組を見せる事で、子供の脳は活性化され賢くなり、実際の学習効果が高まるだろうとあっさり信じます。
が、学術的な研究によれば、テレビやビデオを見た赤ちゃんにメリットがある、という報告は少ないです。むしろ、赤ちゃんの発達を促すと言われるものでも、教育的効果に裏付けがないという報告の方が多いのです。

●効果よりデメリットがはるかに多い?
教育目的のテレビ番組やビデオの効果を証明する研究はほとんどありませんが、逆にテレビを見ることが小さな子供たちに害となる、可能性について、論証する研究はたくさんあるのです。
可愛い我が子を賢くさせたいその親心で買ったビデオDVDは、効果よりむしろ害があるかもしれないのです。2009年のある研究によれば、テレビを見ることで、赤ちゃんが言葉を学ぶ可能性が低くなる傾向が見られると発表しています。
テレビ画面の前に長時間座っている赤ちゃんは、あまりテレビを見なかった赤ちゃんに比べ、社会性や認識力、言葉の能力で劣るといことです。
その傾向は3歳までにはっきり見られるそうです。同じく2009年に
 ワシントン大学が発表した別の研究によれば、8ヶ月から16ヶ月までの赤ちゃんが、そうした教育的なビデオを見た場合、そういったビデオをみ晒されなかった赤ちゃんに比べ、1時間に6〜8単語の学習に遅れが見られるそうです。

●子供は自然な環境で脳が発育する
幼児の脳が成長、発達するとき、テレビは必要ないですし、教育目的のビデオ、DVDプログラムも必要ないのです。逆に、悪影響を及ぼす可能性の方が高いのです。赤ちゃんの頃は、 不自然な人工物を与えるより、周りの自然なものとの関わりから学習し脳を発育させます。探検し、動き、遊び、家族と友達と付き合うことが何より大切なのです。子供のことを考える親なら、子供がただ箱の前でぼーっと座っていることから何も学べないと分かる筈です。
話して、歌って、読んで、音楽を聴き、遊んでいる方が、はるかに大切であり、どんなテレビ番組を見るより子供の発育に影響するのです。

●フランスでは子供向け番組が禁止?
こうした研究は国も動かしました。フランス政府は実際に、赤ちゃんの
 テレビ視聴を禁止したそうです。2008年7月のフランス調査報告書によれば、3歳までの子供はテレビを見ることで、発育が損なわれ、受動的になり、言葉の獲得が遅くなり、 興奮しがちになり、注意散漫になり、睡眠障害の発症率が高まるとのこと。
フランスの放送では、幼児向けテレビ番組を禁止し、小さな子供向けケーブルテレビ番組には、「3歳までのお子さんは、テレビを見ることで発育が恐れる恐れがあります。子供向けの番組でも同様の危険があります」
と警告する必要があるという規定をしたのです。
日本ではテレビ、それにまつわるマーケティングは強力ですが、あなたはこうした発表を知りどうしますか?もちろん自由な上の選択がベストだと思いますが、脳の発育に悪影響がある ということは知っておきましょう。

柏木悠斗

 にほんブログ村 その他日記ブログへ
 (ありがとうございます

posted by staff at : 12:23 |コメントする    Print This Post