自己肯定感を高め、さまざまなことに挑戦する気概を育てるには

欧米人の家庭に、家族の写真が飾られているのをよく見る。それと欧米人に積極的な人が多いこととの関連はあるのだろうか。

以下、リンクからの引用です。

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「子どもの自己肯定感を高めるにはどうしたらいいでしょうか?」

こうした悩みを抱える親御さんは少なくないことと思います。

小学校の教師として、多くの子どもたちと接する中でよくわかったのは、自己肯定感の有無が子どもの成長を決定づけるということです。子どもの中には、何事においても「自分にはできない。どうせ無理だよ」「難しそう。わたしにはできないよ」と思ってしまう子がいます。反対に、「自分はできる。頑張れる」「これ面白そう。やってみたい。わたしならできる」と思える子もいます。

■親や先生が最も優先すべきこと

後者のように自己肯定感のある子は、いろいろチャレンジして積極的にやります。壁があったとしても「できるはずだ」と思えるので、努力が続けられて、乗り越えられます。ですから、自己肯定感が持てるようにしてあげることこそ、親や先生が最も優先すべきことなのです。

しかし、その実践は簡単ではありません。毎日毎日、子どもを言葉で褒め続けようと思っても、なかなかチャンスがない、褒める材料がない、ということもあるでしょう。多少大げさであっても、褒めないよりは何かしら褒めたほうがいいですが、子どもは鋭いですから、自然な形であるに越したことはありません。また、無理に褒めようとしてもなかなか続きませんので、自己肯定感をしっかり育てていくためにも、無理なく継続していけるやり方を見つけていただくことが重要です。

では、どうすればいいか。それについて、どの家庭でもできて、効果抜群の方法を紹介したいと思います。それは写真の有効活用です。つまり、子どもが輝いている姿を写真に撮って、それをプリントアウトして目につく所に張っておくのです。

これは、以前私が訪問したある家庭で見た実践例です。その家庭では、次のような写真を張ってありました。

縄跳びを一生懸命練習している。玄関の掃除を頑張っている。問題集に真剣に取り組んでいる。レゴブロックに没頭している。すばらしい絵を描き上げた……など。子どもは、その一つひとつについてうれしそうに私に説明してくれました。縄跳びの写真は2年前のものでしたが、練習のかいあって二重跳びが初めてできたときのうれしい気持ちを、ものすごい勢いで話してくれました。

輝いている瞬間とは、好きなことに夢中になっている瞬間かもしれませんし、努力の過程や達成の瞬間かもしれません。いずれにしても、どの子にもすばらしく輝いている瞬間はたくさんあるのです。でも、子ども本人はそのすばらしさに気づかないまま、毎日の忙しさの中で記憶が上書きされて、どんどん忘れ去ってしまいます。これは、とてももったいないことです。

写真を見ることで、自分のすばらしい姿、頑張っているかっこいい姿を客観的に見ることができます。「わたしってけっこういいじゃん。頑張ってるじゃん」と思えるようになるのです。そして、その写真が目につく所に張ってあれば、それを日常的に見ることができ、そのリトルサクセスを何度も思い出して、反すうすることができます。写真を見るたびに「自分はできる。頑張れる」という思いを強くしていけるのです。

■どんな瞬間を切り取るのが効果的?

では、具体的にはどのような写真が考えられるでしょうか。習い事やスポーツなら次のような写真です。ピアノの練習を頑張っている。けん玉の技の習得に熱中している。バレエの発表会で踊っている。サッカーの試合で、水泳大会で、優勝してトロフィーを持ってにっこり。習字ですばらしい作品が書けて、作品と一緒にパチリ。

お手伝いなら、玄関の掃除を頑張っている姿やお風呂洗いをしながらにっこりピースしている姿です。写真の近くに、「○○君のおかげで、毎日気持ちよくお風呂に入れるよ。ありがとう」「玄関がきれいだと気持ちがいいね」などのコメントをつけてあげると、さらに喜ぶと思います。写真を見るたびに、「自分はお手伝いを頑張っている」「みんなに役立つ仕事をするのは楽しい」という思いを強くすることでしょう。

勉強なら、問題集に真剣に取り組んでいるとか書き取りを頑張っているなどの姿です。勉強に集中している横顔のアップもいいですね。勉強に真剣に取り組む自分の知的な横顔を見ているうちに、「勉強している自分、かっこいいかも」「自分は集中して勉強できるんだ」と思えるようになるでしょう。

問題集を1冊やり遂げたときは、それを持ってガッツポーズしながら撮ります。あるいは、学年の変わり目には、問題集、通信教材、プリント類、書き取りノート、日記帳など、1年間で勉強したものを全部集めて一緒に撮ります。「自分はこんなに勉強した。けっこう頑張ってるな」という気持ちが育ってくると思います。

写真の活用は、勉強や習い事など以外の場面でも、大きな効果をもたらします。私がイチオシしたいのは、家族の仲をよくするため、愛情を感じてもらうための活用です。

天野 弘

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 (ありがとうございます

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