詰将棋による「工夫思考や潜在思念」獲得の可能性・・・1

小さい頃に、近所の子供たち(異年齢:小学校前の子供から中学生まで)が集まった時に、将棋をしていた記憶があります。

小さな子供にはハンデを付ける(角落ち、飛車落ち、飛車角落ち、支援者を付ける等)ことによって、できる限り対等の勝負ができるようにして、みんなが将棋盤を取り巻き、ワイワイ、ガヤガヤしながら楽しんでいたことを思い出します。また、将棋が強くなりたいという思いから一人の時は詰将棋をやっていたことも。

詰将棋や本将棋をすることよって、先読みをする、持ち駒をどこに打つか、どうすればわからない時に可能性を感じる手を打つ、勝ったときや詰将棋を詰めたときの喜びや爽快感等々、今思い起こせば、詰将棋や本将棋で「工夫思考や潜在思念」の強化が図れていたのではと思う。

将棋は、インドが発祥の地のようですが、日本でも古い時代から取り入れられた遊び。この古い遊びで、自然遊びが出来ない状況で、かつ、学校教育(暗記教育)では絶対に習得出来ない「工夫思考や潜在思念」を現在の子供たちに習得してもらえないか・・・授業に取り入れることによって。

そんな思いで、まず詰め将棋を調べて見ました。

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 詰将棋の学習効果:リンク より

詰将棋の学習効果は、計り知れません。将棋のプロでさえ、結局は詰将棋しかないと言う人もいます。将棋で強くなるためには最終的には詰将棋しかないという意味です。

将棋のプロは、片っ端から目に付いた詰将棋を解きます。とにかくあらゆる問題を解くのです。(森九段より)

我々アマチュアには到底無理な話ですが、市販の一般的な詰将棋ぐらいならば挑戦できます。
将棋七冠王になった羽生プロでさえ、毎日詰将棋を150問解いているそうです。・某プロによると、一手詰も解いているそうです。
それぐらい、詰将棋は将棋の【基礎練習】として重要なのです。

詰将棋は、野球で言えば素振り、サッカーならばパスやシュート、あるいはリフティングに相当するでしょう。
学校の勉強の数学ならば、計算練習、国語や英語ならば音読が、そのレベルの基本練習になります。
物事は、基礎練習なしでは、上達しません。将棋も強くなりません。この基礎練習の充実と絶え間ない継続が、将棋上達の大きな鍵です。是非肝に銘じておいて下さい。

以下に、詰将棋の学習効果を書きました。更新については、【将棋・上達の探求】で随時お知らせ致します。

01.終盤力が高まる:-略-
02.将棋の終盤の構想を早い段階から描けるようになる
・詰将棋での長手数の読みの訓練は、とても重要である。
・この訓練により、中盤の終わりや終盤の入り口で大まかな寄せの構想を描けるようになる。
・これができると、将棋の展開を有利・優勢に持ち込める。

03.長手数の詰みを読み切れるようになる
・手筋を多く含んだ詰将棋より、実戦での長手数の詰みの方が易しい場合も多い。
・練習を重ねると、実戦でそういう詰みを逃さなくなる。

04.「詰みそうだな!」と感じることが多くなる
・感覚的に詰みの有無を掴めるようになる。
・また、その嗅覚が優れるようになる。
・深く長く読めるようになるほど、その直感が早くなる。

05.「将棋は、自分の頭で考えただけ強くなるゲームである。」:-略-
06.無意識の読みが発動するようになる
・一目、一睨みで詰ませられる詰将棋が多くなると、無意識に読みを進められるようになる。
・数多く詰ますと、脳が勝手に読みを進めてくれる。
・これは経験者しかわからない。
・脳が勝手に読んでくれるので、意外と楽な部分もある。

07.脳に将棋回路、詰将棋回路が早くできる
・脳に将棋回路を作るためには、局面の狭い詰将棋が優れている。
・最初は5×5に収まるような狭い範囲で練習すると良い。(5×5の詰将棋)
・絶え間ない練習が、いずれ脳内に将棋回路や詰将棋回路を作ってくれる。
・この回路のおかげで、将棋の読みが正確になり、また深く読めるようになる。
・また、これらが脳内将棋盤の土台になる。

08.脳内将棋盤と準脳内将棋盤ができやすい:-略-
09.自分の読みの癖、弱点がわかる:-略-
10.勝手読みを減らせる:-略-
11.返り読みをしない練習ができる:-略-
12.駒を最大限に活用できるようになる
・詰将棋が苦手な人は、その解けない理由をわかっていない。
・それは、将棋の駒の性能を最大限に生かせていないのだ。
・駒の性能を生かし最大限に活用できれば、自然と詰将棋は解けるようになる。
・将棋が弱い人も同様だ。
・本人が思っている以上に、駒を生かせていない。
・将棋の駒は、自分の分身だ。あるいは、自分の部下だ。
・自分を王様(殿様・領国の主)だと思うことだ。
・そして、自分の部下(兵士達)の能力を生かせる配置や戦いを考えよう。
・会社に勤め多くの部下を従えている大人には、話が通じるはずだ。
・特に、5人の仕事を3~4人でこなすような努力をしている人には。
・少ない戦力でどう戦うかは、将棋も仕事も全く同じだ。
・ちなみに、管理人は、若い頃から3人の仕事を1人でこなしていた。

13.駒の代用が上手になる
・将棋の駒は、いつも必要な時に必要な駒があるわけではない。
・そういう時には、知恵を絞って駒の代用を考える必要がある。
・その訓練として、詰将棋の練習は最適である。
・詰将棋は、敢えて不便さな状況にして難易度を上げている問題が多数ある。
・詰将棋を解く時には、他の持ち駒でも解答を考えると、問題作成者の意図がわかることもある。

続く

加藤俊治

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