21世紀、子育ての時代

これまで、老人福祉が国や地方自治体の課題として取り組まれてきたお陰で、各地域に福祉関連の施設がだいぶ充実してきたように思います。

地域に根ざした老人の生活の場は一旦確保した、と。
で、今後はどうやら『少子化』問題が焦点となってきているようです。

地域に根ざした子育て環境というものは見当たらないなー、とも思っていました。
子育てに不安や不満を抱えても、助けを求める人や場が回りに無い。

気兼ねなく頼れるのが自分の両親だとすると、結婚後遠く実家を離れてしまった女性にとっては、とても辛い環境にもなりやすい。

しかし、以外と身近な所に、昔ながらに共同保育を取り入れた主婦パートをとても上手く取り込んでいる企業がありました。

それは、皆さんご存知のヤクルトです。
ヤクルトおばさんを知らない人は居ないと思いますが、あの会社では、子供の保育と主婦同士の交流、更には役割と報酬を持ってして活き活きとした環境作りに真剣に取り組んでいるようです。

会社や街中を歩いているヤクルトおばさんは、ほぼ全員が主婦である事に気付くと思うのですが、まず会社にはきちんと保育所が完備してあります。

地域によっては、保育園に子供を預けて働きに出ても、収入の殆どが結局は保育代に取られてしまったりするんですが、ヤクルトではサービス、いやむしろ当り前の様に保育も業務内に取り込んでいるようです。

それから、主婦同士の様々なイベントもあるようです。懇親旅行や○○教室などが、“保育付き”で実施されているようです。

昭和38年から配達スタッフの配置が始ったようなので、主婦の労働に関するノウハウや、地域との関わりに関してはかなりの蓄積を持たれているように思います。
ヤクルトのHPをチラッと調べてみると、「企業という一市民として」というキャッチコピーも目に飛び込んできました。

ヤクルトスタッフ(おばさん、もといレディー)も当然地元の一市民であり、毎日のように各家庭を訪問し、世間話をしつつ商品のやり取り、会社に戻れば同じ主婦仲間とのコミュニティー、そして、きちんと売上に応じた報酬(=目に見える評価)も付いて来る。

母親が充実していれば、当然子供にもそのまま伝わっていくものです。
不安を抱えたまま家に閉じこもるのではなく、とにかく外に出てみる。案外、身近な所に豊かな心を持った仲間が待っていたりするんですね。

今回は主婦だけのコミュニティーの一例ですが、共同体のイメージにとてもプラスな参考になるのではないかと思います。

 

 

 

川井孝浩

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