少子化について

るぎあさん、返信ありがとうございます。

>更に少子化に拍車が掛かってきている原因の一つとして、女性の「幸せ」観の変化があると思います。これは初婚年齢並びに初産年齢の遅れに顕著に現れているのではないでしょうか。要するに「結婚=幸せ」観の衰退と、「出産=幸せ」観の衰退だと思います(衰退というより崩壊に近いですが)。<

現段階で私は少子化の究極の原因は、「親が犠牲になって子育てをするという感覚」にあるのではないかと考えています。子育て不安の蔓延と実態としての子育て崩壊の原因もここにあると考えているのですが、産まないということの原因も基本的に同様なのではないだろうかということです。
(これについては、拙稿ですがmsg775,1021,1022『子育て不安と少子化』で少し考えてみました。よろしければご参照ください。)

こうした感覚は、個人主義や自己実現といった観念に導かれて、数世代に跨って序々に浸透してきたものと思われますが、現在に至って、「自分の課題」(自分の都合)に拘泥するあまり出産子育てにリアリティが持てないという状況になってしまっているのではないかと思います。

このように見てくると、核家族化や子育て崩壊、少子化の問題は、現在的な問題であるだけに止まらず、近現代百数十年をかけて進行してきた現象として捉えることができるのではないかと思います。

 

 

 

岩井裕介

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 (ありがとうございます

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