AsMama創業者が語る、使命感・志は人々の期待の中から成起する。

るいネットでも注目を集めている、子育て支援の会社AsMama(アズママ、横浜市中区)。
子育てシェアサービス事業で、近所に住む顔見知りの主婦らに送迎や託児を1時間あたり500円程度で担ってもらう仕組みを作り上げ、会員数は2万人。
働きながらの子育てに悩んだり、自分の時間が取れなかったりする母親にとって心強い支援インフラを築きつつあるAsMamaの創業者である甲田恵子社長のインタビュー記事です。

自分たちの存在意義に疑問を感じ、事業継続を迷ったときに目を向け、立ち戻ったのは、「改めて、実現基盤はあるのかどうか。」=「人々の期待」でした。

本気で追求していたら、誰だって、迷い立ち止まることがある。
そこに実現基盤があるのなら、必ずそれは実現されてゆく。
進むべき道は、人々の期待が示してくれているのだから、何度も何度も掴み、塗り重ねてゆけばいいんだと教えてくれています。

リンクより引用。
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■SNSで募った11人の同志とともに子育て支援で起業

SNS上でつながった同志11人とともに立ち上げたAsMamaだったが、子育てを助けるという社会的な使命を担う一方で、経営者としては会社としてビジネス化することも考えなければならない。  

子育て支援の輪を作りながら、そこへ企業がスポンサーとして商品をPRしたり、消費者の声を聞いたりする形で協賛してもらう形を考えつく。これは成功をおさめ、会社の収入も増えるなど経営も安定化しつつあった。しかし、ある時に気付く。  

「数百人規模の親子コンサートイベントを主催したことがあり、お客さんは満員になって協賛してくれた企業の方にも喜んでもらえたのですが、壇上で子育て支援の話をしても広い会場がシーンとなって誰一人反応してくれない。自分たちは単なるイベントを主催するだけの存在になっているのではないか、と思うとショックで、どうしていいのかわからない状態になりました」。  

創業者である社長に迷いが生じたことで、今まで共に歩んできた仲間は去っていき、会社には甲田社長だけが残された。

■泣きながら1000人の声を拾い使命感が再燃

「もう事業をやめてしまおうか」と開店休業状態となったところで、助け舟を出したのが、先輩起業家らと半年間かけて事業計画を磨く「社会起業塾」だった。  

NPO法人ETIC. (エティック)が主催するこのプログラムは、「課題やニーズに立ち返って、社会を変える計画を作る」というコンセプト。事業の在り方に迷いが生じた甲田社長にぴったりだった。  

ここで鍛えられるなかで、起業の原点や社会のニーズを再確認してみることをアドバイスされる。甲田社長は1000人に対面アンケートを行うことを決意。幼い我が子を連れ、拡声器を手に街頭へ出て、見知らぬ人に声をかけ続けた。 

 しかし、無視や拒絶をされるばかりではなく、時には不審者として警察官にまで職務質問され、交番へ連行されることも経験。1000人に話を聞くという難しさに道端で泣いてしまったこともあるほど過酷な2カ月間だったという。  そんな苦心の末に得られた1000人の声が甲田社長を二度目の再起動を促した。「近くに頼れる人が誰もいないから心配」「子どもがいるとできないことばかり」など、リアルな悩みを聞いた結果、子育て支援の必要性を再び認識。真剣に事業を行っていかねばならないとの使命感が刻まれることになった。

■女性進出を促す日本に必要な「未来の子育て」提案

そして昨年(2013年)4月、これまでの子育てコミュニティのなかで行われていた支援サービスをWeb上で正式に仕組み化し、子育てシェアサービスとして開始。万が一に備えて最高5000万円が補償される保険制度も苦労の末に整え、支援が行われるうえでの不安を少しずつ取り除いていった。  

ビジネス化の面では、子育て社員へのバックアップを行いたい企業での支援活動や、住宅提供者である公団などの依頼で子育て支援サポート業務をすることによって、収入を得る形に変えた。保育園や幼稚園、行政などとの協業も積極的に行っている。  

AsMamaのサービスは、働く母親はもちろんだが、専業主婦や父親も対象としているのが特徴だ。子育てに関わる人が孤立することを防ぎ、自分の時間を持つことは子どもにも好影響を与える。これが「未来型の子育て」だと甲田社長はいう。  

日本の人口減や低成長によって、社会での女性活用が声高に叫ばれている。政府や行政の動きに先んじて、小さなベンチャーがこれからの社会に対応した新しい子育てスタイルを提案し、多くの共感者を集めているのは心強い。
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(引用終了)

 

 

 

中川翔子

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 (ありがとうございます

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