AsMamaは、地域共同体と企業ネットワークを繋ぐ可能性になるのでは?

ワンコインで子育てを頼りあう地域ネットワークを作ろうとしているAsMama リンク
色々調べていて思ったのは、AsMamaの本当の可能性は、預かることで子育て支援をするという、預かってもらう側のメリットではなく、預かる側・預ける側の双方が、子育てを通じて、社会の協働者になれるという点ではないかと感じています。

子育てをしている人たちの支援体制には行政も力を入れており、自ら足を延ばせば、有料・無料に限らず、多くの人たちと繋がる機会はいくらでもあります。
たとえば、今や、どこの地域でも、無料で行ける子育て支援センターや児童館、幼稚園や保育園の園庭開放はあるし、多くのお母さん達が足を運んでいます。
また、有料でも、市町村が支援している保育ママ(一般家庭の人が、一時的に子供を預かってくれる)や安価だけどきちんとしている一時保育もあり、5千円程度あれば、1日預けてリフレッシュするくらいのことは可能です。

でも、なんか違うんです!
私も、産休中、1度だけ、どんなところだろうと思って、役所が主催する、『母と子のつどい』というものに参加しました。
そこでは、同じ月齢の赤ちゃんとお母さん達、保健士さんが集まって、手遊びをしたり、おしゃべりをしたり。でも、そこで繰り広げられるお母さんたちの会話は、「育児大変ですよね」「うちは、●●や●●があって困っちゃう」というもの。そこで、「特に、大変なことはないですね」「楽しくやってます」と言おうものなら、会話が終わってしまう状態・・・

しかし、仕事をしていないお母さん達と、そういう場を離れて話をすると、本当に求めているのは、“社会とのつながり”であることが分かります。家で一人で子育てをしていることで感じる、社会から取り残されている感。だから誰かと繋がっていたくて、子育て支援の場に参加するけど、そこでつながれるのは、社会から切り離されたもの同士が集まって、社会から切り離された場が広がっていくだけ。

だから、みんな、何か、社会の役に立ちたいと思っているんです。
でもその方法が、今は、働くか、無料でママ友同士ちょっと預かり合いをして支えるかしか方法がない。働くにも、一度退職してしまうと、仕事が無い状態では、保育園は預かってもらえず、預り先がなければ、短時間のパートですら仕事は決まらない状態です。
社会の役にたちたい思いを抱えながらも、限られたママ友との子育て空間の中で、5年~10年を過ごすことになります。

AsMamaでは、子供がいても、誰かを支える側になることが出来ます。働いている人たちを支えることで、間接的にその人が働いている会社を支えてくれていることにもなります。有償であることで、社会に役立っていることの対価を得ていることにもなります。

そしてそこには、地域の力は欠かせません。
子育ては、物理的にも、すぐ近く(せいぜい自転車で10分圏内)の人たち同士でないと、助け合いは難しいものです。いくら親しい人でも、30分も1時間も離れいている人たちで助け合いをするというのは不可能です。

そういう人たちや、同じように、社会の役にたちたいと思いながらも、場がなく、自宅にいる高齢者達も参加できれば、AsMamaを通して、地域で子育て課題を担っていくことが出来ます。
その子育てシェアに支えられている人たちが勤めている地域の企業が、AsMamaに協賛していけば、地域共同体と企業を繋ぐ、新たなネットワークを作り出していくことも可能です。
AsMamaでは、まだ協賛企業は、保育園やお稽古事の会社といった、子育て世代を顧客として取り込みたい層だけですが、これを一般企業に広げていけたらどうなるか。
一般企業でも、正社員として働いてもらうほどの仕事量ではないけど、1日2,3時間手伝って欲しい、在宅でもいいからやって欲しい仕事はたくさんあります。地域でお店を出している企業であれば、チラシ配りをお願いしたりも出来ます。地域を知っているお母さんたちには、もってこいの仕事です。

子育てという限られた枠内でみるのではなく、地域共同体をどう作り出し、企業ネットワークとどう繋げていって、新しい社会を作っていくか。
そういう視点でみると、AsMamaの活動は、新しい社会の可能性の土台になりうるのではないかと思いました。

 

 

樫村志穂美

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 (ありがとうございます

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