「話を聞けぬ親」が子どもの問題行動の元凶だ。助言よりも共感、ただそれだけでいい。

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■共感の大切さを身をもって知った原体験

まず、私自身の経験をお話しします。私は長年小学校の教壇に立ってきましたが、あるとき担任していたクラスの子どもたちと人間関係がうまくいかなかったことがありました。そのときは、朝起きるのもつらく、当然学校に行くのもつらく、さらに何といっても自分の教室に行くのが本当につらかったです。「もう先生を辞めてしまいたい」と毎日思っていました。

そんな中、とある日曜日に、契約していた生命保険の外交員さんが何かの用事で私の家にやってきました。用事が終わって、私は自分の悩みを話し始めました。誰かに聞いてもらわずにはいられなかったのだと思います。

すると、その人は、「大変ですね」「それは苦しいですよね」「つらいですね」「イヤになっちゃいますね」と共感しながら聞いてくれました。「こうしたらどうですか?」などというアドバイスはひと言もありません。ただひたすら共感的に聞いてくれたのです。私はため込んでいたものを次から次へと吐き出して、気づいたら2時間も経っていました。そして、外交員さんが帰ってまた1人になったとき、自分の気持ちがすごく軽くなっていることに気づきました。

問題解決の方法が見つかったとか、そういうことではないのですが、心の中にあった重苦しくどんよりしたものがなくなって、元気が出てきたというか、「何とかなるかも。もうちょっと頑張ってみよう」という前向きな気持ちが湧いてきたのです。そして、私は「ああ、話を聞いてもらって、わかってもらうだけで、こんなに気持ちが楽になるんだ」と気づいたのです。これは、私が初めて共感の大切さを身をもって味わった原体験です。

(中略)

■アドバイスや指導はたっぷり共感してから

大事なのは順番です。アドバイスや指導はたっぷり共感してからにしたほうがいいのです。具体的にいえば、「大変だね」「イヤだね」「疲れるね」「苦しいね」「悲しいね」「寂しいね」などの言葉が大切です。こう言ってもらえるだけで、相手は心を開いて素直な気持ちになることができます。

(中略)

たとえば、子どもが「今日は疲れた。宿題やりたくない」と言ったとき、「何言ってるの。どんどんやらなきゃダメでしょ」「わかってるよ。うるさい」「なんだ、その言い方は! さぼってないでさっさとやりなさい」「あ~、ますますやる気なくなった」「そんな怠けもんでどうする!」などとなってはいけません。

そうではなく、まず「大変だね」と共感してあげれば、「そうだよ。授業が6時間目まであって、そのあと部活やって、帰ったら宿題だよ」「あんたも大変だね」「あ~、疲れた」「お疲れさん。中学生も大変だ」「ほんとだよ。なんとかしてほしいよ」という和やかな展開になりえます。子どもは、自分の大変さを親にわかってもらえたことで、多少なりとも気持ちが軽くなります。そうすれば、しばらくして自分からやり始めるかもしれません。

もし、どうしても心配なら、「そうは言ってもやらないわけにいかないから、今のうちに半分だけでもやっておく?」など、ハードルを下げて促してもいいかもしれません。はじめに共感的な会話が十分なされていれば、子どもも素直な気持ちで受け入れやすくなります。

とにかく、日頃から「まず共感」を大事にしてほしいのです。アドバイスや指導など自分が言いたいことはその後です。そのようにしていれば、子どもは親を信頼するようになります。「お母さん・お父さんは話を聞いてくれる。私のことをわかってくれる。私は認めてもらえている。大切にされている。愛されている」という気持ちを持つことができます。これがすべてであり、これがないところでは、どんな指導もしつけも教育も無意味です。

■頑張るエネルギーの源になるもの

実は、このようなよい親子関係をつくることは、親たちが思っている以上に大切です。共感を土台にしたよい親子関係ができると、子どもは元気が出てきて、勉強でも運動でも頑張るエネルギーが湧いてきます。また、心が満たされるので、きょうだいにも友達にも優しく親切な対応ができるようになります。そして、大好きな親に心配をかけるような危険なことや悪いことはできなくなります。

反対に、親子関係が悪化して、子どもが「私は認めてもらえていない。あまり大切にされてない。愛されていないんだ」と感じている状態だとどうなるでしょう? 頑張るエネルギーなど湧いてきませんし、兄弟や友だちとよい関係を築くことも難しくなってしまいます。さらに悪化すると、「どうせ私なんかどうなってもいいんだ」という自暴自棄の気持ちすら出てきてしまうこともあります。こうなると、心のブレーキが壊れて非行に走りやすくなるということもあります。

(中略)

これは、つまり、親たちに共感の姿勢がなかったということです。反対に、「○○しなきゃダメだろ。なんで○○しないんだ。そんなことじゃダメだ。何度言ったらできるんだ。言い訳しないでまず謝りなさい」などの否定的な言葉が多かったのだと思います。親たちはみんなわが子を愛する気持ちはあるのですが、指導やしつけが前面に出てしまうと、こういう否定的な言葉でしかり続けてしまうことが多くなります。

共感の言葉は人間関係をよくする究極の言葉です。職場でも家庭でもあなたの周りの人に「大変だね」という言葉をかけてあげてください。人間はみんな大変でやっと生きている人がほとんどです。「大変だね」と言ってもらえるだけで少しは救われます。その人の力になりますし、同時にあなたとその人との人間関係は間違いなくよくなります。

 

 

 

 

高橋謙太

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「考える力がない子」を変える3つの問いかけ

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■「考えなさい」という側がその意味を必ずしも知らない

「応用力がない」という言葉はこれまで、数多く、あらゆる場面で聞いてきた言葉です。子どもの指導でも、基礎問題、応用問題と分かれていますね。基礎問題はできるが、応用問題はできないという子は非常に多いものです。

もちろん応用力をつけるには、考えることが大切なことなのですが、「考える」とはどういうことか、そもそもその意味がわかっていないで使ってしまっている可能性もあります。「どういうことを”考える”というのかご存じですか?」と問われて答えられるでしょうか。

かくいう私も20歳まで、考えるとはどういうことか知りませんでした。ですから勉強しても表面的に点数は取れますが、応用問題などの“変化球は打てなかった”のです。

その後、塾を開設し、学校法人の経営を行うようになって気づいたことが、多くの人が「考えるとはどういうことか」「考える方法とは」を知らずに、「考えなさい」という言葉を使っていたことだったのです。これでは言われたほうもたまったものではありません。勉強の世界では、このように抽象的な言葉で激励するだけで方法論は伝えない、という不思議な現象が多々あるのです。たとえば次の2つはその典型だと思います。

例1)「勉強しさない!」と言われることはあっても、「具体的な勉強方法」を教えてもらうことはさほどありません。にもかかわらず、「勉強しなさい!」という言葉だけが独り歩きしている。 

例2)「来週テストするから覚えてくるように」と言われることはあっても、「覚え方」を教えてもらったことはない。にもかかわらず、誰もが覚え方を知っていることを前提として「来週テストするから」と言われる。

もちろん、このような方法を教えてくれるすばらしい指導者の方も世の中にはたくさんいます。そのような先生に当たればラッキーですが、少なくとも私自身教えてもらった記憶はありませんし、さらに私が指導してきた子どもたちに聞くと、これまで方法を教えてもらったことがないという子ばかりでした。これでは、いくら「勉強しなさい」「覚えなさい」と言われても、せいぜい、ノートを見るか、教科書を眺めるか、問題集を1回解いたというレベルとなってしまうのも無理はありません。しかも、そのようなやり方では点数につながらないため、もともと面白くない勉強がさらに嫌になってしまいます。

これと同じことで、「考えなさい」と言われても「考え方」を教えないので、いつまで経っても、考えるようになりませんし、応用力をつけるなど、夢のまた夢となってしまうのです。

■「考える」が始まる、3つのアプローチ

そこでまずは、「考える」とはどういうことか、筆者の考えをお話ししましょう。これがわかるとどのようなアプローチを取ればいいかわかります。

【「考える」とは】 

「自分の言葉で語れること(What)」「疑問に思うこと(Why)」「手段や方法を思いつくこと(How)」のいずれかのことをしているときに、「考えている」という状態になると考えます。
通常の教育では、「これは何?」「どこ?」「いつ?」「どっち?」が多く、このようなインプットばかりのアプローチでは、考えるという行為は起こりにくいのです。
しかし、次の3つのアプローチを使うと「考える」が始まります。

1)「自分の言葉で語れること(What)」
「この問題の解き方を自分の言葉で言うとどうなる?」「この人の言っていることってどういうことだろうね?」「要するにこれはどういうことなんだろうね」と聞き、“自分の言葉で”語らせるようにすると、頭が動き始めて、「考える」ことが始まります。

2)「疑問に思うこと(Why)」
「なぜそうなの?」「なぜだと思う?」「どうしてこうなんだろうね〜」と問われると人間は、考えます。どうしてだろうかと。たとえば、「あなたの住所はどこですか」と聞かれると、頭に入っている知識をアウトプットすればいいですね。このときは考えていません。しかし、「なぜ、そこに住もうと思ったのですか」と聞かれると、「あれ、どうしてだったかな」と考え始めますね。これが考えるということです。

3)「手段や方法を思いつくこと(How)」
「どうしたらいいと思う?」「どのように感じた?」など英語で言うHowに関係する質問をすると考え出します。これも単に知識を問いているわけではなく、考えないと出てこない質問です。

これら3つのアプローチは、勉強での応用力のみならず、実は、社会人となって求められる重要な要素なのです。私は現在、第一線で働く社会人の方を対象に研修も行っています。その社会人研修ではよく、「what why how」 の3つについてお話をします。これらは、いずれも社会で必要な視点であるといわれているからです。

「課題は何か?(What)」「なぜそうなのか?(Why)」「ではどうすればいいのか?(How)」という3つの視点がないと企業は進化発展できません。科学の世界でも、この3つを重ねて進化してきていますね。もちろん昨今のテクノロジーもしかりです。

以上のように、社会に出て最も必要とされる3つのアプローチを使って、「考える力」をつけておくと、勉強での応用力のみならず、将来にもつながる本質的能力を手に入れたことになります。

■あまりアウトプットの質を問うと台無しになる

ただし、気をつけなければならないことは、「質問をして、相手が答えられなくてもいい」ということを知っておくことです。

質問されると自動的に頭は考え出しますから、アウトプットの質は問いません。答えなくても頭は動いているということなのです。この点知らないと「なぜわからないの!」という言葉が出てしまうと、せっかく考え始めた子どもをがっかりさせる可能性があるので注意が必要です。

このように「考える」ということができるようになるには、問いかけが大切になります。テーマは日常のテーマなんでも構いません。逆に勉強以外をテーマとしてほうがすんなりと入りやすいのですね。ぜひ、ご家庭でこの3つのキーワードを使って「考える力」を伸ばしていってください。

 

 

 

高橋謙太

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大切なのは、自然体。3歳までの脳に重要なこと ~年齢別脳の育て方~

以下リンクより。

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毎日の育児の中で、子どもの脳のスゴさに驚かされたことはありませんか? 大人では覚えられない難しい電車の名前をたくさん暗記したり、将棋をすぐに覚えてしまったり…。感心して英才教育に熱を上げてしまった人もいるだろう。ただ小さいうちから勉強を詰め込むのはどうなんだろうか? 
「しあわせ脳に育てよう!子どもを伸ばす4つのルール」の著者である、脳科学コメンテイターの黒川伊保子氏に話を聞いた。

●赤ちゃんの頭の中はむちゃくちゃ忙しい

「3歳までは“何をするかじゃなく何をしないか”が大事です。この時期は、外界を感じることに脳をフル回転で使っています。母親の肌の柔らかさや温かさを感じて、おっぱいを口に含んだ幸福感を反芻します。父親の大きな胸郭に響く低音の声や、家の匂いに安心しているのです。赤ちゃんの脳は、外界情報を知識に変換していて、とても忙しいのです。なので、赤ちゃんが壁に揺れる光をご機嫌で見つめていたら、そのままそっと見つめさせてあげてください。散歩中に街路樹に見とれていたら、立ち止まってあげてほしいのです。彼らをかまい過ぎず、感じているものを母もゆったり感じて生活するのが、この時期の最高の教育です」(黒川氏 以下同)

この時期、母親は、赤ちゃんの喃語(「ばぁ」や「ぶぅ」などの発声)に、同じ音程で答えるのが基本。高い声で「ばぁ」と言ったら、同じように高い音程で「ばぁなのね」と返してあげる。低い声なら、低い声で返す。たいていは自然にそうしているものだというが、赤ちゃんとのコミュニケーションの取り方がわからない方の参考までに。
大切なのは、自然体。3歳までの脳に重要なこと
 
●男の子が見えない敵と戦っている理由

赤ちゃん期は、自分の脳に合った遊びを自然に選ぶという。特に男の子の赤ちゃんには、注意が必要だそうだが、それは…?

「男の子は生まれつき近くより、遠くに興味が行く脳の持ち主です。男の子がおもちゃを散らかし放題にして、こっちの車、あっちの電車と目移りすることもありますが、これは空間認知力を高めているところなんですね。つい『新しいおもちゃを出すなら、今遊んでいるおもちゃをしまいましょう』と母親はやりたがりますが、ちょっと待ってください。これをやると、男の子の脳の可能性をつぶしてしまうことになりかねません」

よく小さい男の子が見えない敵と戦っているのも、この空間認知能力のせいだという。この時期だけは、部屋が乱雑になっても、脳を育成中と思って放っておくのが正しいやり方だそうだ。

では、女の子の特徴は何だろう?

「女の子は、観察能力に優れています。例えば、子どもが、抱き上げたお母さんのカーディガンのボタンに手を触れたら、丸く平たい物体が、穴を通るという物理現象に脳が触発された証。そういう、日常のささやかな出会いこそが、脳に感性の地図を描きます。かといって、ボタンを無理矢理触らせても効果はありません。共感を欲する脳を持った女の子には、“○○ちゃんは、これ好きなのよね〜”と言うくらいがいいでしょうね」

●赤ちゃんは泣かせてあげるのがいい?

男女とも脳科学の観点からいくと、泣いたらすぐ抱いてあやしすぎるのも注意が必要だという。オムツも濡れてない、暑くも寒くもない、お腹も空いていないはずなのに、なぜか泣き止まない。これはどういうことなんだろう?

「泣くという行為は、脳にとってはなんとも気持ちよいストレス解消の行為です。涙を流すと、ストレスによって生じる神経反応を緩和する脳内モルヒネの一種も含まれていて、泣くと満たされた気持ちになります。泣きたくて泣いている赤ちゃんを、大げさにあやすのは、大きなお世話でしかありません。もし妻であるあなたが韓流ドラマに思いっきり浸って涙をこぼしている時に、夫が心配して話しかけて慰めてくれたら、イライラするのと一緒です(苦笑)」

泣いている赤ちゃんを抱き上げることは大事だが、ちょっと声をかけて、それでもまだ泣くようだったら優しく抱いたまま、思いっきり泣かせてあげていいそうだ。泣きたいときは、泣いていい。それは、赤ちゃんに“自然体で生きればいいよ”を知らせることになる。泣かれると焦ってしまうママやパパだが、夜泣きは脳の機能の一部だそうだ。どうぞおおらかに。
(取材・文/谷亜ヒロコ)

 

 

 

 

水沢奈々

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「話を聞けぬ親」が子どもの問題行動の元凶

以下引用(リンク

□共感の大切さを身をもって知った原体験
まず、私自身の経験をお話しします。私は長年小学校の教壇に立ってきましたが、あるとき担任していたクラスの子どもたちと人間関係がうまくいかなかったことがありました。そのときは、朝起きるのもつらく、当然学校に行くのもつらく、さらに何といっても自分の教室に行くのが本当につらかったです。「もう先生を辞めてしまいたい」と毎日思っていました。
そんな中、とある日曜日に、契約していた生命保険の外交員さんが何かの用事で私の家にやってきました。用事が終わって、私は自分の悩みを話し始めました。誰かに聞いてもらわずにはいられなかったのだと思います。
すると、その人は、「大変ですね」「それは苦しいですよね」「つらいですね」「イヤになっちゃいますね」と共感しながら聞いてくれました。「こうしたらどうですか?」などというアドバイスはひと言もありません。ただひたすら共感的に聞いてくれたのです。私はため込んでいたものを次から次へと吐き出して、気づいたら2時間も経っていました。そして、外交員さんが帰ってまた1人になったとき、自分の気持ちがすごく軽くなっていることに気づきました。
問題解決の方法が見つかったとか、そういうことではないのですが、心の中にあった重苦しくどんよりしたものがなくなって、元気が出てきたというか、「何とかなるかも。もうちょっと頑張ってみよう」という前向きな気持ちが湧いてきたのです。そして、私は「ああ、話を聞いてもらって、わかってもらうだけで、こんなに気持ちが楽になるんだ」と気づいたのです。これは、私が初めて共感の大切さを身をもって味わった原体験です。
次は知り合いの養護教諭から聞いた話です。ある中学生が友達とのトラブルについて母親に相談しました。ところが、悩みを少し話したところで、母親は「大丈夫だよ。こうすればいいじゃん」と励ましとアドバイスを始めました。それで、その中学生は、「そうじゃなくて、これこれこうで……」とさらに説明を続けました。すると、言いたいことを半分も言わないうちに、また母親が「じゃあ、こうすればいいよ。大丈夫。がんばりなよ」と励ましとアドバイスを始めました。
それで、中学生は「この人に何を言ってもムダだ。ぜんぜん話を聞いてくれない」と感じて話をやめました。そして、翌日の放課後、保健室に来てその愚痴を養護教諭に話したのです。その子は友だち関係のストレスと母親に対する不満で爆発寸前だったそうです。
養護教諭は、「大変だね。そういう人間関係は苦しいね」などと共感しながら聞いてあげました。すると、その子はだんだん笑顔になり、1時間ほど話してから「お腹がすいた」と言い残して元気よく帰っていったそうです。それからは、その中学生は養護教諭を慕うようになり、廊下で会うとうれしそうに話しかけたり、時には保健室に来て手伝ったりするようになったそうです。
この母親のように、親や先生というものは共感が苦手です。まず励まし、アドバイス、指導が先にきてしまうからです。もちろん、励まし、アドバイス、指導が全てダメというつもりはありません。子どものために必要なこともありますし、それで救われることが多いのも事実です。
でも、初めに共感がないままいきなり励ましたりアドバイスしたりしてしまうと、相手は「この人は私の話を聞いてくれない。私がどんなに大変かわかってもらえない。そんなに簡単な話じゃないんだよ」と感じて、心を閉ざしてしまうのです。

□アドバイスや指導はたっぷり共感してから
大事なのは順番です。アドバイスや指導はたっぷり共感してからにしたほうがいいのです。具体的にいえば、「大変だね」「イヤだね」「疲れるね」「苦しいね」「悲しいね」「寂しいね」などの言葉が大切です。こう言ってもらえるだけで、相手は心を開いて素直な気持ちになることができます。
たとえば、姉が妹をたたいて泣かしたとき、「妹を泣かしちゃダメでしょ」「だって妹が私のおやつ取るんだもん」「言い訳しない。もうたたかないって約束しなさい」「イヤ」「1週間おやつなしだよ」「ヤダ、ヤダー!!」という展開になりがちです。
そうではなく、「どうしたの?」「だって妹が私のおやつ取るんだもん」「おやつ取られたの?」「そうだよ。この前だって取られたんだよ」「え、この前も?」「そうだよ。いつも私のおやつ取ってくる」「いつもなの? あなたも大変だね」などと、まずは子どもの言い分を聞いてあげましょう。すると、子どもは「私がどんなにイヤな気持ちでいたかわかってくれた」と感じて、親を信頼する気持ちが高まります。そこで、「でも、たたくのはなしだよ」と言えば、子どもも素直な気持ちで受け入れることができます。
また、たとえば、子どもが「今日は疲れた。宿題やりたくない」と言ったとき、「何言ってるの。どんどんやらなきゃダメでしょ」「わかってるよ。うるさい」「なんだ、その言い方は! さぼってないでさっさとやりなさい」「あ~、ますますやる気なくなった」「そんな怠けもんでどうする!」などとなってはいけません。
そうではなく、まず「大変だね」と共感してあげれば、「そうだよ。授業が6時間目まであって、そのあと部活やって、帰ったら宿題だよ」「あんたも大変だね」「あ~、疲れた」「お疲れさん。中学生も大変だ」「ほんとだよ。なんとかしてほしいよ」という和やかな展開になりえます。子どもは、自分の大変さを親にわかってもらえたことで、多少なりとも気持ちが軽くなります。そうすれば、しばらくして自分からやり始めるかもしれません。
もし、どうしても心配なら、「そうは言ってもやらないわけにいかないから、今のうちに半分だけでもやっておく?」など、ハードルを下げて促してもいいかもしれません。はじめに共感的な会話が十分なされていれば、子どもも素直な気持ちで受け入れやすくなります。
とにかく、日頃から「まず共感」を大事にしてほしいのです。アドバイスや指導など自分が言いたいことはその後です。そのようにしていれば、子どもは親を信頼するようになります。「お母さん・お父さんは話を聞いてくれる。私のことをわかってくれる。私は認めてもらえている。大切にされている。愛されている」という気持ちを持つことができます。これがすべてであり、これがないところでは、どんな指導もしつけも教育も無意味です。

 

 

 

 

穴瀬博一

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子どもに学ぶ、「同化」とは?

大人はつい「こうさせたい」という思惑が働いてしまい、まっすぐに相手と一体化できないことが多いものです。
それに対して、子どもはまっさらな心で「相手に同化する」ということをわかっているのだとつくづく思います。
相手に同化し、一体化し、相手の想いを言葉にする、その手腕が秀逸だと感じた事例をご紹介します。

***

海に二泊三日で明日帰る夜、次女が「最後は皆でお父さんの方のお風呂に入ろうか」と言い出し、長女が「いや、私はお母さんの方に入るから…」と答えたところで、次女が泣き出して止まらない。

お風呂場でもずっと泣いており、長女はお風呂にはしゃぎつつも、次女に泣いている理由を聞き続け、「私が男湯に行かなかったから泣いてるの?」「男湯がどんなのが見たかったの?」「たまにはお父さんと入りたかったの?」と、一つ一つ理由を確かめて、次女が全部に首を振ると、長女はしばらくしてからまた同じ質問を始め、少しずつ質問の内容を変えながら20個ぐらい質問したところで、

長女が「あー、なるほど、お父さんが毎日お仕事遅くてあまり家族とお話とかできてないから、せめて旅行の時ぐらい一緒に入ってあげたかったのねー。お父さん、寂しかったかもねー」と言うと、次女がこくんと頷いたので、相手の気持ちを文章化させる力、すごいな長女と思いました。

長女が同じような質問をしても何度も次女が首を振ったのですが、長女が少しずつ質問の内容を変えながら尋ねる事によって、次女が何となくモヤモヤした気持ちに整理がついてきたみたいです。
「おしゃべりが上手でも、自分の泣いている理由がうまく言えるとは限らないからねー」と長女。

最後にみんなで背中を洗って、次女が笑顔になって終了。どうしたらお父さんが寂しくなくなるか、作戦会議をするそうです。いやあ、ささいな事だったんですが、鮮やかな手腕に鳥肌がたちました。

長女に「泣いている子にお話するコツ」を聞いたところ、
「ゆっくり優しい声でたくさん質問をする。そのうち、相手が『私の気持ちが分かってくれて嬉しい』と思ってもらえるドアにたどり着く。そこからドアを開けて、ちょっとずつ相手に近づいていきながらしゃべる」
だそうで、実践できている所が凄い。

『自分の気持ちがわかってもらえた』というきっかけから、気持ちが色々な所につながっていって、そこからは自然と自分の力だけで心は解決に向かっていくからね。
そのきっかけを探すのを、ゆっくり丁寧にして、『泣きやませよう』と思わないのがコツかなあ。

昨日は旅行中に何度か次女が泣き出し、私が「何で泣いてるの?言ってくれないと何も手伝ってあげられないよ」と言っても、ずっと次女は黙ってシクシク泣くだけで、正直、次女がしょっちゅう泣くのしんどいな…と思っていたのですが、
私は泣いている子を何とか泣きやまそうと、あの手この手で話しかけるのに対して、長女は「何で泣いているのか本人も分からなくて辛いから、理由を一緒に探して助けてあげよう」というスタンスだったので、何だか色々考えさせられました。
大人の私だって、何となくモヤモヤして辛い時もあるというのに…

(以上、リンクより一部引用)

 

 

 

 

鈴木葵

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「あの子はそれでいいんです」~天才の作り方

こんばんは☆

>小学2年のとき、クラスの男子の落書きに、衝撃を受けた。うねうねした長い足に丸い頭。これは何? 図書室で調べ、タコとわかった。食べたことはあるのに、こんな姿だったとは。本物を見たい。

 ぶつ切りでなく丸ごとのタコを母に買ってもらった。その日から考えるのはタコのことばかり。図鑑や写真集などでタコを探す。夕食は毎日のようにタコをねだる。絵を描くことが好きで、タコを描きたかった。母は嫌な顔ひとつせず、1カ月近く味付けを変えてタコ料理を作ってくれた。

>生きているタコを見たくなり、母に日曜に水族館に連れて行ってもらうようになった。タコの水槽から離れない。タコはタコつぼに隠れて、1日かけても少ししか姿は見えない。「でも目は見えます。黄色くて、表情があってかわいいんですよ」。たまに足が出てきたら「動いた! なんでそれぞれの足が違う動きをするんだろう」と大興奮。母は「タコって面白いんだね。お母さんもタコが気になってきた」と言ってくれた。「タコの魅力に共感してくれ、感動を共有でき、すごくうれしかった」

 閉館までいても、タコが姿を現さずため息をついた日。「残念だったわね。でも、魚はほかにもいるのよ」と、母は下敷きを買ってくれた。色々な魚があった。「こんなお魚もいたんだ、って興味がわきました。お魚ライフの始まりです」

 母と魚屋に行くと、ほしい魚は1匹丸ごと買ってくれた。角度を変えてはウロコの数、ひれの形、色の濃淡など観察し、絵にした。「母が『すごい、紙から飛び出て泳ぎ出しそう』とほめてくれるのがうれしくて、また喜んでくれる絵を描きたくなりました」。その後は自分で料理に。さばき方は魚屋で見て覚えた。

>「あの子はそれでいいんです」

 小学校では、授業中も休み時間も魚の絵を描いていた。授業についていけず、家庭訪問で担任に言われた。「絵は素晴らしいけれど、勉強もするようにしてください」。母は「あの子は魚と絵が好きだからそれでいいんです」。将来本人が困ると言われても、「成績が優秀な子もそうでない子もいていい。みんな一緒ならロボットになっちゃいます」。「絵の先生に習っては」との提案には「先生のクセがついてしまいます。好きなように描いてほしいのです」と答えた。母の口癖は「命がとられるわけじゃないんだから」。失敗しても大丈夫だと安心できた。

ちょっと長くなりましたが、これは、日本の魚類学者で、タレント、イラストレーターとしても活躍されているさかなクンが語ったお母様とのエピソードです♪

誰しも、赤ん坊や子どもの頃は天才!
その天賦の才を、どうしたら損なうことなく育んでいけるか。
そのために、親や周りの大人は何をしたらいいかor何をしてはならないか。
そのヒントがいっぱい詰まっていると思うのです♪

続きはこちら♪→リンク

 

 

 

 

男と女の職場話

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放課後の居場所と心の変化――「小4」をどう乗り越える①

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子どもが小学4年生になる時期に、共働き家庭は新たな悩みに直面する。学童保育のような放課後に子どもを預けられる場所が減り、あらためて居場所を探さねばならなくなったり、自立し始めた子どもの気持ちが読めなくなったり――。こうした障壁をどう乗り越えればいいのか。実態と、解決法を探った。

■「最悪、仕事を辞めることになるのでは」
都内に住む近藤康子さん(仮名・38)は、夫(39)と娘(11)との3人暮らし。夫婦ともにフルタイムの正社員だ。娘の小学校入学までは保育園に、小1からは公設の学童保育に通わせ、18時に迎えに行くのがルーティンになっていた。しかし――。

「娘の通っていた公設の学童保育は、小4以上の児童を受け入れていません。預け先がなくなると、娘の帰宅時間が早まるため、最悪、仕事を辞めることになるのではと悩んでいました。結局、平日の放課後は塾と習い事に通わせることになりました」

新宿区在住で共働きをしている三浦薫さん(45)は、別の悩みを抱えていたと振り返る。子どもが小3になったとき、「学童クラブ機能付き放課後子どもひろば(ひろばプラス)」 という“準学童保育”のような制度が始まり、預け先を確保することはできた。

「とはいっても、学童保育のように下校時の付き添いもありませんし、宿題の声かけもないのが気がかりで……。特に、平日は数時間程度なので気にならなくても、夏休みのような休暇中は長時間を同じ施設内で過ごすようになるので、楽しく過ごせるのか心配していました」

■対象拡大でも残る「小4の壁」
共働きやひとり親家庭の小学生を放課後に預かる「学童保育」に登録する児童数は増えている。厚生労働省によると、2016年5月時点の登録児童数は109万3085人。10年前から約40万人増えた。近年、増加のペースは上がっている。

背景には、2014年6月に閣議決定された「『日本再興戦略』改訂2014」がある。子どもが小学校に入ると、預け先が見つからず親が仕事を続けづらくなる「小1の壁」を打破するため、2019 年度末までに30万人の学童保育の受け皿を拡大するとしている。2015年の改正児童福祉法の施行で、学童保育の対象児童の規定から「おおむね10歳未満」の文言が削除され、小4から小6までの児童にも、学童保育の門戸が開かれた。

学童保育の対象とされていなかったため、受け入れ施設が極端に減る小4への進級は「小4の壁」と呼ばれ、仕事と子育ての両立を阻んできた。対象は拡大したが、受け入れは追いつかず壁は依然として残っている。2016年の登録児童数を学年別でみると、小1から小3までの児童が84%を占める。

「実情として、小4以降の児童を受け入れられる学童保育はまだまだ多くありません。新設したところならともかく、ほとんどの学童保育は今まで3年生までしか受け入れていなかった。敷地面積は同じなのに、急に3学年分の児童を追加して受け入れることはできないですよね。場所だけでなく、人も資金も含めて一気に拡大するのは難しい部分があります」
放課後の小学校で子ども向けの多様な学習プログラムを手がける放課後NPOアフタースクール代表理事の平岩国泰さんはそう話す。

■子どもが自ら学童保育を離れる理由
子どもが小4になって学童保育から離れる理由は、受け入れ自体がなくなるからだけではない。平岩さんは、この時期に子どもが大人への第一歩を踏み出すのも要因の一つだと話す。

「小4前後になると、子どもはそれぞれに専門分野や自分の世界を欲しがるようになります。個々に異なる興味・関心を持ち始め、週に5日、同じ場所でみんなと同じように放課後を過ごすスタイルがマッチしなくなるんです。低学年が多い環境で、子どもっぽく見えてしまうのを嫌がる子もいます」と、平岩さんは指摘する。

「親の干渉を離れ、友だちとのグループ行動が増えるようにもなります。仲間の承認が重要な時期に入り、おのずと集団での役割を持ち始めるのです」。小3の夏頃から、学童保育に通っていない友だちと遊びたいという理由で足が遠のく子も出てくるのだという。

では、学童保育を離れた子どもたちの放課後はどのように変化するのだろうか。「習い事をする子もいますが、特に都内では圧倒的に塾に通い始める子が多いですね」と平岩さんは話す。国立教育政策研究所の調査によれば、東京都の通塾率(家庭教師も含む)は57%。全国平均の46%と比べて、10%も高い。東京圏だと、神奈川県で56%、千葉県で51%、埼玉県で45%という結果だ。
「アフタースクールでも、小3あたりから『塾に行くので通う日数を減らします』という声が聞こえ始め、4年生になるとその数はだいぶ増えます。小4から勉強が本格化することもあり、そのフォローをしたくてもできない親にとって、学習塾は学童保育の代わりとなる、一石二鳥の“預け先”なんです」(平岩さん)

放課後の居場所と心の変化――「小4」をどう乗り越える②へつづく

 

 

 

鎌田華菜

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放課後の居場所と心の変化――「小4」をどう乗り越える②

放課後の居場所と心の変化――「小4」をどう乗り越える① のつづきより

■子どもだってゴロゴロしたい
塾や習い事で「預け先」が確保できたとしても、「小4」の問題は複雑だ。子ども自身が「家で過ごす日がほしい」と言いだすケースも少なくないという。「小4の時期の子どもは、実はすごく疲れているんです」と話すのは、夜間保育や学童保育を20年運営してきた認定NPO法人あっとほーむ代表の小栗ショウコさんだ。

「学童保育を退所して塾や習い事に通うようになると、いくら楽しくても、新しい環境になじむまで、子どもには大きなストレスがかかります。毎日同じ場所で放課後を過ごし、同じ時間に迎えに来てもらっていたときと比べ、曜日によって違うスケジュールで動くようになり、一人で移動することが増えるからです」

子どもにとっては集団で過ごし、他人の視線や評価が気になりだす時期なので、それまであまり経験してこなかった人間関係への悩みを抱えるようになるのだ。

こうした変化は急速で、子ども自身も戸惑いを覚える。もし周囲の大人から「もう小4なのだから」とプレッシャーをかけられれば、緊張もする。小栗さんは、「放課後に予定のある子どもは、働いている大人で例えれば、毎日残業続きの日々を送っているのと同じ状況」と説明する。

「大人がビールを飲んで休息を取るように、子どもだってゴロゴロしたりソファでボーッとしたりして、心身を休める時間が必要なんです。そこで『なに、だらけてるのよ』『暇なら手伝ってよ』なんて声をかけたら、子どもは『お父さんもお母さんも何もわかってくれない』と反抗心を爆発させかねません」

■塾をサボって駅のベンチにいた娘
東野真紀子さん(仮名・36)は、都内で夫(36)と娘(10)と3人暮らし。小4になった娘は小3まで通った学童保育を退所し、平日の放課後は自ら希望した塾か習い事に行って過ごすようになった。
ただ、預け先の問題が解決しても、仕事で子どもから目を離す時間があることに不安を感じるようになったという。

「自立心が芽生えて行動範囲が広がり、親に黙って友だちの家へ行くようになりました。この前は塾をサボったと塾から連絡があり、本人を問い詰めると駅のベンチに一人でいた、と。娘の自立は応援したい。でも、何かあったら……」(東野さん)

心の変化を迎える子どもと親はどう向き合うべきか。小栗さんは、「子どもが自らの変化を乗り越えられるようにお膳立てしてあげることが、小4の時期を乗り越える一番の方法」とする。

「小4の壁」で浮き彫りになる居場所の問題は、子どもの心の変化による問題とも絡み合っている。親は、提供される教育やプログラムの内容など、子どもが充実した時間を送れるかに目がいきがちだ。しかし、「仲のいい友だちや信頼できる大人がいるような、心の休まる居場所となるかどうか」も見逃せないと小栗さんは言う。「小4の問題は、大人の都合と子どもの希望が合致しないことで立ち現れるものなんです」

■つかず離れずのいい距離で
「子どもが小4になったら、子どもが何に興味を持っていて、どんな才能がありそうか、それを伸ばすためにはどんな手段があるのか、そのアイデアを持っていることが親の役割になります」と、働く母親を支援するサービスを手がける「マザーネット」の上田理恵子社長は言う。「小4以降は、親は子どもが夢中になれることを探す手伝いをできるといいと思います。子どもが興味を持っていることに関してさりげなく情報提供したり、イベントなどがあれば休みの日に一緒に行ったりできるといいですね」

前出の平岩さんは、「父親にとって子どもとの関係が難しくなり始める時期」だと前置きして、こう語る。

「過剰に詮索するでもなく、放置するでもなく、つかず離れずのいい距離でコミュニケーションを取りながら、子どもを思う気持ちを伝えましょう。このころから、子どもは大人の世界への興味を深めます。父親は、ぜひ仕事や社会の話を聞かせてあげてください。子どもは少し大人扱いされることに喜びを感じ、上手にコミュニケーションが取れると思います。くれぐれも仕事の愚痴や自慢話ばかりにならないようにしてくださいね」

 

 

 

鎌田華菜

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子供たちは「心」を守ろうとしている

事例は、親から子供へ勉強を指示してしまう。それにより、子供は「素直に聞かない」「怒られないように答えを写す」そういう態度に出てしまうというもの。

現代の教育はこんな事例だらけなのだと思う。子供にとってみれば当たり前の行動。呻き苦しむ子供の気持ちさえわからない。

ただし、学校教育がいかに狂っているかに気付くことができれば反転できる。今からでも遅くない。子をもつ親御さんは、子供たちが「心」を守ろうとしていることに気付いてほしい。
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子どもが勉強しない一因は「親ストレス」だ
子どもたちは”心”を守ろうとしている
リンク

(前略)

どこに問題があるかみていきましょう。

現在小4の娘さんは、国語は勘で解く、算数の計算はできるが、文章題はできないという状況で、それに対して、お母さんは、「○○しなさい」と指示をしています。

ここにまず大きな問題があります。本来、「勉強は、やりたいという気持ち、知りたいという気持ちを作ってからやる」が大原則であるため、その逆の「○○しなさい」という指示があればあるほど、ますます勉強が嫌いになるという傾向があるのです。

さらに、親の言うとおりにやったとして、親の期待レベルに達しないと怒られると思っているため、子どもは「見ていないところで答えを写し怒られないようにする」という“作業”に出てしまうことすらあります。ちょうど、指示ばかり出し、怒りっぽい上司の下で働く部下が、マイナスの報告をしなくなることによく似ています。

一般に、強制されたことに対して人は、意識的、無意識的にその逆の行動を取るのです。もしその反作用がないように見えるとしたら、その人の心の中に、ストレスが蓄積されている可能性があります。ですから、玉木さんのお子さんは、心の中にストレスをためないように「素直に聞かない」「怒られないように答えを写す」という態度に出ているのです。

要するに、「子どもの対応が正しい」ということなのです。ストレスをためるとろくなことはありませんから。

このような話を聞くと、「素直でないことや、答えを写すことが正しいのですか」と思いますよね。でもよく考えましょう。「なぜ、素直でなくなっているのか?」「なぜ、答えを写すようになってしまったのか?」それはプライドの問題ではないのです。もしプライドの問題と思うのであれば、こう考えてみましょう。「なぜ、プライドを高くしなければならないようになってしまったのか?」。

これらの回答を簡潔に答えるとこういうことになります。

「親のこれまでのアプローチが正しくなかった」

でも、ショックを受けることはありません。ショックが強いと今度は親がストレスになってしまいますから。もしそれに気づくことができたならば、今から変えればいいのです。教育に手遅れはありません。気づいたときから変えていけばいいのです。

(以後略)
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(引用以上)

 

 

 

 

小平健介

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話を聴けない親、心を話せない子ども【コミュニケーション能力を高めよう】~「聴く」ということについて

子育てのお話として書かれていますが、子育てに限らず、同僚との間、上司と若手との間のコミュニケーションにおいてもとても参考になるかも!

リンク  より引用します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「 親の財布からお金を盗む子ども-なぜ盗む?背景と理由と心理と対応 」で、親の財布からお金を盗む子どもの対処法は、対処するという考え方ではなくて、対応すること、と書きました。
その対応とは、まずは、聴く ことだと書きました。
まずは子どもの心のうちを聴く。そこからかな、とおもいます。
話をするのではなくて、話を聴く。
ただ、この「聴く」が非情にむずかしい。
「聴く」ができていなかったから今にいたっているわけでしょ?
なぜ できていないのか。
自身が子ども時代、「聴いてもらう」「聴いてくれる」が、日々の暮らしのなかに無かったからだとおもいます。
無いものは身に付くはずもなく…。
なにせ親も教師も、大人は、「聴く」の前に、「教える」をしますから。「聞く」ことすらしないで。
「聴く」とはどういうことか?
じゃあ、その聴くってのはどういうことか? ということになりますよね。
たとえば、5歳の子どもAくんを連れてオジャマしていた知人のお家で、ご飯をよばれることになったとしますね。
「何もなかったからあり合わせなの」と言いながら出してくれたのは、オムライスとサラダ。ケチャップも含めトマトがきらいなAくんは言います。 「ぼくトマト食べたくない」
このときあなたならなんて言いますか?(知人の家じゃなくても)普段なんと言って応答してますか?ほんのいっしゅん、考えてみませんか?

「ぼくトマト食べたくない」

(1)「そんなこと言わないで食べなさい」
(2) 「おいしいよ。好き嫌い言ってたら大きくなれないよ」
(3) 「よそのお家では出されたものを食べなきゃいけないのよ」
(4)「じゃあ、ママが食べてあげるね」
(5)「なんで食べられないの?」
(6)(「そんなこと言わないで食べなさい」と言われ、ほんの、ほんの、ちょぴっ! とだけ食べて)「えらいね! すごいすごい!! もうすこしがんばって食べてみよっか!!!」

ほかにも様々な応答があるかとおもいますが、ここにあげた6個の返答は比較的多いパターンかとおもうんですね。
でも(1)~(6)どれも、「ぼくトマト食べたくない」というAくんの気持ちを、親は聴いていません。
想いのキャッチボール
これ、海琳 さんが5歳だったころの実話なんですね。
彼女の場合は、トマトがキラいだったわけでも、ケチャップがダメだったわけでもなかったので、おもわず言ってしまいました。
「まりん、トマト食べたくない」
「え? なんで? まりんトマト好きやん」
「まりんの話きいてる? まりん、トマト食べたくないって言うてん」
あちゃーーー(ノд`;)  また やっちまった(笑)。
そうなんですよね。海琳さんから投げられたボール(想いや気持ち)を、まずは受け止めてないんですよね、これ ↑↑。
「聴く」はほんとにむずかしいです。
日ごろ、海琳さんは聴いてもらってる(受け止めてくれる)のがあたりまえになってる環境だから、わたしが聴けていないときは、すぐさまこんなかんじの反応がかえってきます(今も! ´∀`;)。
この指摘は、親子や夫婦関係など、他者とのコミュニケーションが心地よいものになっていく貴重なギフトで、ほんっとありがたいです。
聴けない親、話せない子ども
親の財布からお金を盗んだ理由を子どもに訊いてもなにも答えないんです、となる場合、それは聴けてないってことです。
日々の暮らしのなかで、自分(子ども)の想いや気持ちを聴いてもらえていなかったら、つまりは受け止めてもらえていなかったら、その寂しさから 愛を盗む=お金を盗む 心理が働くのは自然なことだとおもいます。

思春期のころ、親とさして喋らなかった方は多いかとおもうのですが(わたしは必要以上には喋らなかったし、親には相談もしなかった)、ウザイんですよね。「しんど~」って言っただけなのに、「なに言うてんの! 若いもんが」ってくるし、「眠た~」って言えば、「はよ、寝ーへんからや」って言われるしで。それでもって説教までついてきてね。
□□ができなかったら、◯◯させてもらえないんです。
「聴く」もなにもあったもんじゃないですよ。すべて押しつけですからね。
子どもが親のお金を盗んだときの、大きく括った2つの対処法のひとつに、「叱るのは逆効果だからまずは冷静に話をしましょう」 があるけれど、聴けていないうちは、「話をしましょう」は成り立ちません。

(中略)

さきほどの、「ぼくトマト食べたくない」の応答、

(1)は、頭ごなしの禁止、命令です。
(2) は、ウソを言って脅迫してます。
(3) は、説教。押しつけです。
(4)は、子どもの考える力や創造する力を奪って、導きます。
(5)は、親が頭で納得したくって、理由を探し、原因を分析します。
(6)は、激励して、ほめて、親が善しとするコントロールです。

どれもが「聴く」どころか、コミュニケーションをはばみ、相手の行動を変えようとしています。
この対応をされた子ども(おとなでも)は防御的な反応を示し、こちらの望んだようには行動してくれません。
「聴く」を知らないで大人になったわたしたちが、知らないままやっている お決まりの12の対応 。

残りの6個は 【保存版】子どもが学校に行きたくないと言ったとき親がすべき1つのことと12のNG で詳しく書いています。

「ぼくトマト食べたくない」と子どもが言ったら、「食べたくないのね」、「トマトきらいなのね」と共感的理解を示すボールを返して初めて、想いのキャッチボールは成立するのです。

 

 

 

 

がらがらどん♪

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