「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち①

親がやらせたいことを押し付けるのではなく、子供の活力をあげるには?これまでの常識や観念,制度を捨てる必要があります。タイトルは”潰される子供たち”ですが、そうではない成功事例が3つほどあげられていますので紹介します。
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「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち
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自分がやりたくないことを、嫌々やらせられている子どもがたくさんいます。いまだに「子どものためになるなら本人が嫌がってもやらせるべき」と考える親が多いからです。そして、子どもが嫌々ながらでもやっている姿を見て大いに満足します。

でも、このとき子どもは大して伸びていません。それどころか、もっと大いに伸びることができたはずの時間とエネルギーを無駄遣いしているのです。なぜなら、子どもがいちばん伸びるのは、自分がやりたいことや好きなことに熱中しているときだからです。たとえそれが親から見ると価値の低いことであってもです。これは、小学校の教師として数多くの子どもたちに接し、その後も教育評論家としていろいろな実例を見てくる中で到達した結論です。今回は3つの実例を紹介します。

●絵を描くのが大好きだったAさん

小学5年生の女の子・Aさんは絵を描くのが大好きでした。でも、お母さんは「高学年になったんだから、絵なんかよりもっと問題集をやりなさい」と言っていました。そんなある日、私は学級懇談会で子どもが好きなことを応援することの大切さを話しました。すると、お母さんは大いに納得してくれて「そんなに絵が好きなら応援しよう」と決意しました。それからは、本物の絵を見に美術館に連れて行ったり、図書館で絵の本を借りたりなど、いろいろ応援し始めました。

そして、あるとき、お母さんは色数の多い色鉛筆を買ってあげました。これが非常によかったようで、Aさんは絵を描くのがますます好きになり、ぐんぐん上達しました。やがて、クラスメートたちが「絵がうまいね」と褒めてくれるように。ある日、1人のクラスメートに頼まれて猫の絵を描いてあげたところ、それが評判になり、休み時間になると絵を描いてもらいたい子たちがAさんの周りに集まるようになりました。

Aさんはもともと消極的で友達も少なく、授業で発表することもありませんでした。片付けが苦手で、朝も遅刻ぎりぎりで登校してくるような子でした。それまでは、朝お母さんに起こされてもなかなか起きなかったのですが、毎朝自分で起きて、かなり早く学校に来るようになりました。なぜなら、絵を描いてもらいたい子たちがほかのクラスからも来るようになって、休み時間だけではさばききれなくなっていたからです。

友達もたくさんでき、生活全体に張り合いが出て、毎日明るく楽しく生活できるようになりました。しばらくしたら授業中に発表するようにもなりました。絵のことで自信がついて、いろいろな面で好循環が始まったのです。

これが5年生のときですが、6年生になってしばらくしたら、Aさんは絵をあまり描かなくなりました。そのことを聞いてみると、「絵は飽きちゃった。今は手芸がいちばん好き」とのことでした。私は「やっぱり子どもだなあ」と思いました。子どもは、好奇心旺盛でいろいろなことに興味を持ってやってみたくなるものなのです。彼女は、すでにそのときは手芸に熱中していて、休み時間には5、6人の女子が1カ所に集まって手芸の小物づくりに没頭していました。お母さんは、最初は抵抗があったようですが、潔く絵のことはあきらめて、手芸のことを応援してくれました。

そんなある日、彼女は小学生新聞を読んでいて、手芸の小物をPTAバザーで売るというアイデアを閃(ひらめ)きました。それで、友達を誘って役員さんに頼みに行き、許可を得ました。バザー当日も「いらっしゃい。いらっしゃい」と声を張り上げて売りまくり、収益金を福祉団体に寄付しました。この一連の過程を、すべて彼女がリーダーになって実行しました。数年前なら考えられないことでした。これくらい子どもというものは変わることがあるのです。そのきっかけは、大好きな絵をお母さんが応援してくれて、絵のことで自分に自信が持てるようになったことです。

小平健介

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「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち②

~続き

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「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち
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●建築士・Bさんの場合

次は、講演先で知り合った建築士・Bさんのお話です。Bさんは、子どものころ、上杉謙信の歴史マンガを読んでとても面白いと感じ、それからは戦国時代の歴史マンガばかり読むようになりました。両親も応援してくれて、戦国時代の歴史マンガを図書館で借りたり、書店で買ってくれたりしました。しかも、たくさん! やがて、戦国時代の本ならマンガ以外の本も読むようになり、有名な戦国武将100人について、名前と幼名、領国の名前、得意な戦法、有名なエピソードなどを覚えてしまいました。

両親の応援も熱が入り、各地の城や博物館に連れて行ってくれるようになりました。城をたくさん見ているうちにその美しさにひかれ、城の本を読むようになりました。それで、有名な城の名前、場所、特徴、領主の名前などをたくさん覚えました。やがて城の石垣に対する興味が高まり、石の積み方について調べるようになりました。日本の城だけでなく、中国の城、マヤ文明、インカ文明、エジプトのピラミッドなどの石の積み方も比べて面白かったそうです。

次に、城の模型を作るようになり、それがきっかけで建築一般に興味を持ち、とうとう建築士になりました。もともと、いわゆる勉強は嫌いで成績も振るわなかったのですが、建築士になりたいと思ったとき急にスイッチが入り、どの教科も頑張って勉強するようになったそうです。

●次は小学2年生の男の子・C君のお話

生活科の授業でダンゴムシ採集をしたときのことです。ほとんどの子は2、3匹見つけるのがやっとでしたが、C君だけは数え切れないほど見つけて、その箱の中にはダンゴムシがうじゃうじゃいました。しかも、箱の中にはダンゴムシが好む湿り気のある土、枯れ葉、腐葉土、隠れ家になる朽ち木なども入れてありました。子どもたちは口々に「C君、すごい!」「ダンゴムシ博士だ」と言いました。

C君は、湿り気のあるところや枯れ葉の下を探すといいことなど、コツをみんなに教えてくれました。その後も、なかなか見つけられない子にはダンゴムシを分けてあげたり、卵を抱えたダンゴムシを見つけたり、卵からかえったばかりのダンゴムシの赤ちゃんを見つけたりなど、大活躍しました。

C君は日頃からダンゴムシに限らず虫が大好きで、いろいろな虫を自分で捕まえたり飼ったりしていました。お母さんとお父さんも一緒に虫探しをしたり飼育を手伝ったりなど、いっぱい応援してくれていました。図鑑、絵本、学習マンガなども買ってくれて、C君は好きなことをどんどん伸ばすことができたのです。虫の名前

C君は、この日以降みんなからダンゴムシ博士とか昆虫博士などと呼ばれるようになりました。これは彼にとってとてもうれしかったはずですし、自信にもなったと思います。それまでは、ちょっと孤立している雰囲気があり、子ども同士でケンカすることも多かったのですが、それ以降はほとんどなくなりました。係の仕事もサボりがちでしたが、ほかの子と協力して仕事ができるようにもなりました。つまり、みんなが自分を博士として認めてくれたので心を開くことができるようになったのです。

小平健介

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「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち③

~続き

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「親がやらせたいこと」に潰される子どもたち
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●子どもを応援してあげることの大切さ

ここまで3つの実例を紹介しました。私は、ほかにもいろいろな実例を見てきましたが、子ども自身が好きなこと、やりたがっていることを親が応援してあげることは本当に大切です。親が応援してくれると、子どもは毎日自分がやりたいことをたっぷりやれて、楽しい気持ちで生き生きと生活できるようになります。やりたいことを応援してくれて、褒めてくれる親のことが大好きになり、親子関係がよくなります。また、気持ちが満たされているので、兄弟や友達にも優しく親切に接することができるようになります。

親の応援があれば、子どもは好きな道をどんどん深めることができます。すると、「これは自信がある。これなら誰にも負けない」と思えるようになり、自己肯定感が大いに高まります。それによって、ほかのことでも「できる。頑張れる」と思えるようになり、苦手なことが改善することもあります。Aさんのように、朝、自分で起きられるようになったり、発表ができるようになったりすることもありますし、C君のように友達とケンカすることが減ったり協力して係の仕事ができるようになったりすることもあるのです。

●好きなことに熱中しているうちに、地頭がよくなるという点も重要です。

たとえば、アンパンマンが大好きで、そのキャラクター図鑑を見ているうちに、平仮名、片仮名、漢字が読めるようになります。説明を読んだり図解を見たりしているときに、理解力、読解力、情報処理力がつきます。名前、性格や特徴などをたくさん覚えるときに、同時に記憶力がつきます。覚えたことを親や友達に話しているときに表現力がつきます。こうなってくると、いわゆる勉強をしたときにもよい結果が得られるようになるのです。

●自己実現力がつく

さらに、非常に重要なことがあります。それは、自分がやりたいことをやれている子は、「自分がやりたいことを、自分で見つけて、自分でどんどんやっていく力」、つまり自己実現力がつくのです。そういう人はプライベートも仕事も充実して、楽しい人生が送れます。ところが、実際は、大人でも「言われたことはできるけど自分では動けない」「自分は何をやりたいのかわからない」という人がたくさんいます。こういう人は、プライベートも充実しませんし、仕事においても受動的にしか動けません。自ら斬新な新企画を打ち出したり、イノベーションを起こしたりもできません。

子どもの頃から「受験、受験」と追いまくられ、やりたいことがあっても「そんなことはやめて過去問を解きなさい」と否定され、ペーパーテストはよくできるようになり、偏差値の高い有名大学に入れた……。その結果、立派な歯車にはなれたけれど、自己実現力はイマイチになってしまった……。こういう実例はたくさんあります。

子どもにやりたいことや好きなことがあっても、親が応援してくれないと子どもだけでは何もできません。必要な物も買えないし、情報も得られないし、体験もできませんから、何事もちょっと好きというだけで終わってしまうのです。子どもがせっかくやる気に満ちあふれていたのに、本当にもったいないことです。ですから、親は自分がやらせたいことを優先するのではなく、子ども自身がやりたがることを優先してください。そうすると、すばらしいことがたくさん起こります。
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(引用以上)

小平健介

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一見フツ―でも、教師が「距離を置く子ども」の共通点4

無意識に「むごい教育」をする親

厚生労働省は、11月を「児童虐待防止推進月間」と定めています。これは、2004年(平成16年)11月に、児童虐待防止法が施行されたのがきっかけです。

児童虐待というと、強烈な語感があります。

「虐待」という言葉を辞書で引いてみます。「むごく取り扱うこと」「残酷な処遇」とあります。さらに「むごい」を調べてみると「見るにたえないほど悲惨であるさま」「思いやりがないさま」「無慈悲」とあります。

児童に対し、「虐待」を加えるということ。

どんな事情があっても、絶対に許されるべきことではありません。子どもは国の宝です。大切に育てられるべき存在です。

 

この記事を読んでいる方々は、教育に関心が高く、子どもを良く育てたいと願っているはずです。

しかし実は、そんな善良な家庭にも「虐待」とはいかなくても子どもをダメにする「むごい教育」が存在しているかもしれません。

ところで、逆に子どもを「大切」に育てるとは、どういうことでしょう。

先と同じく、複数の辞書で引いてみます。「大いに愛する」「きわめて重要」「丁寧に扱う」と言った意味です。「大事」とほぼ同義です。

大切だから、今を楽しく生きてもらいたい。大切だから、哀しませたくない。大切に思う我が子に対し、そう願うのは、至極当然です。

しかし、本当に子どもを大切に育てるという観点で見た時、どういったことが、本当に子どものためになるのでしょうか。
親が「大切に育てた子」を、なぜ教師は敬遠するか?

子どもにとっての社会の場である学校において、先生たちがつい指導を敬遠したくなるのは、どんな子どもかご存知ですか?

・乱暴者の子ども?
・学力の低い子ども?
・授業中に立ち歩いてしまうような落ち着かない子ども?

いえいえ、実はそうではありません。上記のような状態が見える子どもであっても、次のことに当てはまらなければ大丈夫です。

それが「注意を素直に聞けない子ども」です。具体的には、人に迷惑をかけるような明らかな悪いことに対して注意した時に、次のような態度をとる子どもです。

(1)言い訳をする
(2)ふてくされる
(3)泣く
(4)逆切れする

どれも、不適切な行為です。

注意した方も嫌な気分になりますが、問題はその後です。これらの態度を繰り返すうちに、やがて「注意されない子ども」になり、それがやがて「避けられる人」になります。

どうして、こんな子どもになってしまうのでしょう。それが、冒頭に挙げた「大切」に育てた結果なのです。

叱られすぎて可哀相な子どもは実際にいます。誰が見ても、虐待とわかるような叱られ方を親からされている子どもです。悪いことをしてしまった子どもに「お前なんて生まれてこなければよかった」というような言葉を浴びせたり、意識不明になるまで殴ったりといった、明らかな虐待行為については、「論外」ということで今回は考えません。
教師に敬遠される子どもの「育てられ方」

今回考えたいのは、密かに可哀相な結果になっている子どもたちです。

それが、「大切」に育てられた子どもたちです。具体的には、きちんと叱られないで育てられている子どもたちです。

悪いことをしたのに、叱られない子どもは、不幸です。子どもの善悪の判断基準は、親の教育によって決められます。一般的には、1歳半ぐらいから善悪の判断ができるようになるそうです。それ以前は、そもそも認識ができないため、叱っても無駄です。親が危険を取り除き、周りの方の迷惑にならないよう配慮するしかありません。

では、幼児期以降はどうか。叱るのは無駄ではありません。むしろ必要です。ところが、適切に注意を受けたり叱られたりしていないで育つ子どもは少なくありません。

それは、「むごい教育」の始まり。

覚悟を持って、子どもたちが本当に「大切」に育てていかれることを願っています。(次回は、叱られない子どもはどう育つかについて論じます。)

リンクより

森浩平

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なぜ 「うんこ」は子どもに人気なのか 漢字ドリルが260万部

「生まれて初めて親にドリルを買ってと言いました」(5年生男子)、「次にどんな例文がでてくるか楽しみで、1日に10ページやった時もあります」(6年生男子)
子供達が大好きな「うんこ」を盛り込むことで、子供達の内発的なやる気を引き出した(?)興味深い事例。ある意味「楽しんで勝つ」。また、友達と一緒に楽しめるのもポイントと思われる。
リンク より
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「うんこ漢字ドリル」が生まれるまで

「運動場にびっしりとうんこがしきつめられている」
「うんこをヘリコプターでつり上げて運ぶ」
これはいま話題の『うんこ漢字ドリル』3年生用漢字の「運」の例文だ。すべての例文に「うんこ」を使うという型破りなドリル。この無料体験イベントが5月13日、旭屋書店池袋店で開かれた。子どもたちはクスッと笑いつつも、みな真剣に漢字を書き込んでいた。

ひとつの漢字につき例文は3つずつ。画数で並べるより覚えやすさを優先し、舌と眼といった体の部位を並べて編集するなど、見せ方も研究した(撮影:岡本裕志)
その様子を楽しげに眺める男性がいた。同ドリルの例文作者・古屋雄作氏(40)である。
「いやー嬉しいです! 字がいいじゃないですか。けっして上手じゃないけど、力のある字で、マス目いっぱいに書いてくれている。この字がマス目に入ったのを見て、あ、これでドリルが完成したなって思いました。全国の子どもたちとコラボができたなって」
このドリルは、3月24日の発売からわずか2か月あまりで、発行部数がシリーズ合計266万部を超えた(6月16日現在)。版元は文響社(東京)。『人生はニャンとかなる! 』といった自己啓発本シリーズのヒットで知られる。同社の山本周嗣社長は、若い世代の成長を促す、たとえば教育関連の本もつくりたいと考えていた。そんなある日、中学からの友人である古屋さんがうんこを題材に川柳を作る趣味があったことを思いだした。「うんこをぶりぶり漏らします」「うんこをコロコロ丸めます」といったオノマトペを交えた川柳だ。
うんこと教育を合体させたら面白いに違いないと思った。直感だったが、漢字ドリルが頭に浮かんだ。うんこを使った漢字ドリルの例文作成の相談を受けた古屋さんは、3018もの例文をひねり出した。時に、「うんこの神様が憑依したようなトランス状態」になりながら、ひたすらパソコンに向かって書き続けたという。
しかし、例文はあくまで学習ドリル用である。内容に問題がないかを、学習参考書などを多く手がける会社にチェックしてもらった。「炎に限界まで近づいてうんこをする」には「危険」と注意されるなど、ダメだしも多数あった。複数の学習塾へ行き、先生や子どもにも意見を求めた。その一つ「こくご塾KURU」(東京都文京区)の西原真喜子塾長によれば、社長や編集者が、熱心にメモを取っていた真面目さが印象に残っているという。制作期間2年。ついに3月24日、店頭に並んだ。人気に火をつけたのは、先行発売直後にツイッターに投稿された一文だ。

発売されるや爆発的な売れ行き

「例文が全てうんこの漢字ドリルをみつけた」という内容のツイートで、例文を2つほど撮影した写真がアップされていたのだ。
書店の反応もよかった。JR山手線目黒駅の駅ビル・アトレに店を構える有隣堂では、平積みではなく棚に差した状態で目立たなかったはずなのだが、各学年5冊ずつが5日で完売。「ドリルの売れ方としては異例の速さ」(児童書担当・海東寛子さん)だったという。
前出の「こくご塾KURU」に通っている子どもたちも、「生まれて初めて親にドリルを買ってと言いました」(5年生男子)、「次にどんな例文がでてくるか楽しみで、1日に10ページやった時もあります」(6年生男子)と大好評だ。
山本社長はその勢いに「行ける」と直感。すぐさま10万部の増刷を指示。さらに増刷を重ね、発売からわずか2週間で目標値であった64万部近くまで到達した。64万とは、全国の小学生の数、約640万人の1割に相当する数だ。

<略>

幼児教育の専門家がうんこで笑う理由を分析

それにしても子どもはなぜ「うんこ」が好きなのだろう。幼児教育が専門の三重大学教育学部・富田昌平准教授に聞いた。富田准教授は、うんこ、おなら、おしりといった言葉に幼児が関心を示す理由や背景などを調べた論文「幼児の下品な笑いの発達」を執筆している。子どものうんこ好きについて次のように話す。
「硬い言葉で言えば、〈日常性からの逸脱〉というところにうんこ好きの理由があると思います。日々の何気ない日常の会話の中に、ひょいと〝うんこ〟という非日常性が投げ込まれる。すると、そこに笑いが爆発するのです。大人はすでにそうした笑いの構造を暗黙裡に理解しているから、くだらないなどと思って笑えませんけどね」
ただ、うんこへの反応も年齢とともに変わるという。最初は「うんこ」などと言うと親が慌てたりするので、それを面白がってわざと口にする。それも4歳ぐらいで終わり、うんこを言う対象が母親から友だちに移っていく。幼い頃は仲間と笑い合いたいけれど、表現などで笑いをとる技術がないので、手っ取り早く「うんこ!」と言ってみたりする。そのピークは4、5歳。幼稚園の年長ぐらいになると、笑いをとる技術が発達し、お下劣な言葉を使わなくても笑いをとれるようになっていく。

「お下劣笑い」に出る男女差

「小学生になると、下ネタの話題は恥ずかしいという感情も芽生えてくるんです。ただ男子は、小学4年生ぐらいまでは仲間うちで下ネタを話題として楽しむところがありますね」
富田准教授は、子どもの遊びや会話を観察する中で気づいたことがある。それは友だち関係をつくるときの男女差。女子は3、4歳頃から互いを「褒め合う」ことで、「私たち友だちだよね」という意識を高めるが、男子は違う。
「男子は『強さ』『かっこよさ』を志向するようになる一方で、『くだらなさ』を共有するところがある。ときには、『お前もやるな』『俺もたいがいだが、お前もくだらないな』などと、くだらなさを張り合ったりもする。男子はそういう過程の中で、友だちの絆を深めていくところがあります」

<略>

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以上

蔦宇兵衛

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公営住宅に保育園を開設!待機児童対策の新たな取り組みに

小規模保育所の開設が相次いでいますが、空き家が増えている公営住宅の一室を保育園に有効活用するといった試みもあるようです。保育園の増加と空き家対策の一石二鳥ではありますが、騒音問題や間取りの問題といった改善点もあるようです。

リンク
以下引用サイト

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■公営住宅保育園とは?

公営住宅保育園というのは、公営の集合住宅に小規模保育所を開設する試みのこと。大阪府島本町の市営住宅で第1号の府営住宅保育園が始まっています。 物件探しに苦労している民間事業者と、空き室を有効活用したい行政の思惑が一致したことにより実現した取り組みです。

■RICホープ島本保育園

大阪府島本町でできた保育園の名称は、RICホープ島本保育園。 府営住宅を活用し、約60平方メートルの1室で12人を預かっています。3LDKの間取りはそのままで、押し入れを撤去するなどして改修したとのこと。防音のため、窓や天井は二重に、台所は壁を設けて独立した調理室にリフォームされました。

■進まない公営住宅保育園

小規模保育所は定員6~19人で、0~2歳児を預かる保育所であり、都市部での待機児童増加などを受けた国の制度変更で、2015年度から認可対象になりました。 それに伴い、東京都は昨年9月、区や市に移管した都営住宅を保育所として使えるよう、用途の条件を緩和しましたが、申請はまだない状態。神戸市や京都市でも話題に上がったものの、具体的な計画には至っていません。

■なぜ進まないのか?問題点とは?

公営住宅は、駅から離れている場合も多く、駅近の保育園を求める保護者が多かったり、また公営住宅に住む住民は騒音などへの懸念もあり、保育園を始めることへの賛同を得ることがなかなか難しく、前途多難なようです。 待機児童問題に対する政策は待機児童の数を見れば進んでいないようにみえます。しかし、各自治体などでは、さまざまな打開策が出されているように感じます。「小さなことからコツコツと」という様子ではありますが、少しずつでも進んでいくことに今後も期待したいと思います。

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西本圭

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学力アップにも!子供の『聞く力』を鍛える方法

リンク より

「おしゃべりばかりしていて人の話を全く聞かない」「説明をしっかり聞いているように見えたのに、いざ始まると何をしていいかわかっていない」そういうことが多い子供は『聞く力』が弱いのかもしれません。

最近、子供の『聞く力』が弱くなっているといわれています。聞く力が弱いと、将来様々な場面で困ってしまうことにも…。聞く力の低下が与える影響や、聞く力を高めるためにはどうしたらいいのかについてご紹介します。

●聞く力が低いと理解できない
国語力には、『読む』『書く』『話す』『聞く』という4つの領域があります。この中でも、『聞く』ことは特に努力しなくても当たり前にできることとして扱われ、軽視されがちではないでしょうか。

しかし、ここでいう『聞く』とは、単に「耳から音が入ってくる」状態のことではありません。『聞く力』とは、聞こえてくる言葉や音に集中し、その意味を理解したり伝えたいことを読み取ったりする力のことをいいます。

聞く力が弱い子供は、相手の話に集中できずおとなしく聞き続けることができません。もしくは、きちんと聞いているように見えても、話の内容を具体的にイメージできなかったり、理解できなかったりすることも多々あります。

このように、きちんと『聞く』ことができないまま成長すると、理解できる語彙自体を増やすことができません。語彙力が乏しいと、話して伝えることがうまくできない、読み書きも簡単なレベルでしかできない 、ということにも繋がってしまいます。

●聞く力を鍛えると、子供の将来に必要な力が伸びる
『しっかり聞く』ということが理解力を高めるために重要であることがわかりました。それ以外にも、聞く力を高めることで、学業や社会で役立つさまざまな能力を養うことができます。

1. 周りに左右されない集中力が育つ
『聞く』習慣ができている子供は、自分にとって必要な情報を選択し素早く集中することができます。周囲の雑音や刺激に邪魔されず、根気よくやりとげることが容易になります。

2. 読解力が高まり作文も上手になる
『聞く』訓練がしっかりできていると、言葉だけで状況をイメージできるようになります。また語彙力も豊富なので、文章を読んで内容を理解することが得意になります。逆に、自分の頭の中のイメージを言葉としてアウトプットすることも上手にできます。

3. 学力がアップする
国語に限らず、すべての勉強は『言葉』を通して行われるため、きちんと聞けることは学習のしやすさに直結します。また、『よく聞く』ということは『よく考え深く理解する』ことでもあり、聞く力がつくことは学力アップに繋がるといえます。

4. 会話やコミュニケーションが上手になる
聞く力が高いと、相手の話から伝えたいことや考えていることを読み取れるようになります。相手のことを思いやったり、相手の立場を考えたりしながら、自分の思いを上手に伝えることができます。良好な人間関係を築く上でも、聞く力は大きな役割を果たします。

●まずは親から!子供の『聞く力』を鍛える方法とは。では子供の聞く力を鍛えるには、どうしたらよいのでしょうか。

実は、『会話の楽しみ』を知れば聞く力はおのずと高まっていくんです。

そのためにはまず、親が子供の話をよく聞いてあげることが重要! しっかり聞いてもらえたという喜び、そしてそれに対して相手が反応してくれたという喜びを実感できれば、会話のキャッチボールが楽しくなります。『相手の反応を期待する』ことが、『よく聞く』ことに繋がってくるんですね。

また、幼児期の読み聞かせを行うと、聞く力を高めるいい機会となります。さらに、本を読んだあとに感想を話し合う時間を作ると効果的! 子供がどんなことを感じたのかたっぷり話してもらい、それに対してパパ・ママも丁寧に返してあげましょう。ここでも、親がよく聞いてあげることがポイントとなります。

子供の聞く力を高めるには、まずは親自身の『聞く力』を高めることも重要。

パパ・ママも、自分がきちんと子供の話を聞いてあげているか振り返ってみましょう。忙しいときに話しかけられて「ちょっと後にして」なんて遮っていませんか? 長々と続く子供の話に飽き飽きして、スマホを眺めながら適当な相槌を打っていませんか?

親子で会話できる時間をたくさん作って、親子で聞く力を高め合えるといいですね。

加藤俊治

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子どもは自分で育つ

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親も先生も、本当は子どもを育てることはできないんじゃないか。
最近、ちょっとそんなことを考えます。
小学生でも大学生でも、子どもたちは、憬れる人間がでて、
「あぁ、なりたい!」
「あぁいうことができるようになりたい!」
と思う。
そして努力をしだすとき、子どもは自分で育つのではないでしょうか。
イチローに憬れて野球を始める。
浅田真央に恋いこがれて、フィギュアを始める。
そして自分で学び、自分で育つ。
これが「育てる」ってことに一番近いんじゃないだろうか。

だから親がヤイノヤイノ言ったって子どもは育たない。
言えば言うほど、子どもは親を憧れの対象からはずす。
「あんな風になりたくねぇや」
と秘かに思う。
これじゃいくらやたって伸びません。
結局、親や先生も、生徒そっちのけで自らが学び、働き、前に進んでいるのを見て、子どもは育つように思うのです。
親や先生が、働くことも学ぶこともしなければ、子どもの成長を促す存在になりえない。
心して勉強し、精進してから子どもの前にでないとね。

少しでも憧れの存在でありたい。

大森久蔵

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知らぬ間に子を追い込む“子育てのダブルバインド”って何?

以下引用サイト
リンク

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“ダブルバインド”という言葉を知っていますか? 多くの人が耳慣れない言葉なのではないでしょうか? しかし実は、知らぬ間に多くの親御さんが“ダブルバインド=二重拘束”というコミュニケーションパターンでわが子を追い込んでいるそうです。『一人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』(日本実業出版社)の著者である立石美津子さんにお話しを伺いました。

■親の命令の矛盾で子どもを心理的にコントロールし、混乱させる“ダブルバインド”

皆さんは、わが子が親の言うことを聞かなかったとき、こんなしつけ方をしたことはないだろうか?

子どもと公園に遊びに行って…
ママ「もう帰るよ!」
子ども「嫌だ、もっと遊びたい!」
ママ「じゃあ、ママは先に帰るから勝手にしなさい! バイバイ!」

「親としては、“ホントは置いて帰る気なんてさらさらないのに、先に帰ると言えばついてくるだろう。実際、子どもは一人では帰れないから困るだろう”だから従わざるをえないということをお見通しで言うのです。しかし、もし子どもが“勝手にしなさい!”という言葉をそのまま字面通りに受け取って、“じゃあ、勝手にする”と、そのまま遊び続けたら親御さんはどうしますか? さっき“勝手にしなさい”と言っておきながら、“いい加減にしなさい!もう帰るの!”と怒って手を無理矢理引っ張って帰るのではないでしょうか?」(立石さん 以下同)

このように、親の矛盾した命令で子どもを心理的にコントロールし、混乱させることが、“ダブルバインド”だという。

■子育ての随所で“ダブルバインド”が発生している!

「ダブルバインドとは、まったく異なる命令を受け取った子が親の矛盾を指摘することもできず、最終的に親の言うことに従わなくてはらない状況に陥ること。これにより心にストレスを溜め込むシステムが作られていくというコミュニケーションパターンで、アメリカのグレゴリー・ベイトソンという文化人類学者が“統合失調症”(幻覚や妄想、興奮などの激しい症状のほかに、意欲の低下や感情の起伏の喪失、引きこもりなど多彩な精神症状を呈する病気)に似たような症状を示すようになると指摘する説です」

実は、こういったしつけ方は、公園の例に限らず、子育ての随所で発生しているという。例えば、こんなケースもよくある光景。

おもちゃを散らかしている子どもに…
ママ「おもちゃ片付けなさい!」
子ども「あとで片づける!」
ママ「いいから、早く片付けなさい! 片づけないとおもちゃ全部捨てちゃうからね!」

そう言って子どもに恐怖を与えることで子どもをコントロールしようとする。しかし、それでも子どもが片づけなかった場合、多くの親御さんは“捨てちゃうからね!”と言っておきながら、実際はおもちゃを捨てず、“なんで片づけないのよ!”とさらに怒鳴る。つまり、子どもが何を選択しても怒られ、従わざるをえない状況に追い込まれる。子どもとしては、“いったいどっちなの?”となり、この矛盾が子どもを混乱させていくのだ。

「ダブルバインドでしつけたからといって、もちろん誰もが統合失調症を発症するということではありません。しかし、少なくとも“二重拘束”された子どもは、脅しの恐怖を味わい、さらに一貫性のない親の指示に混乱し、親への不信感を募らせていくことになるのです。そして、それがエスカレートすればメンタル不全に陥るケースも稀にあるということなので、気をつけましょう!」

■しつけは脅しではない! 親の忍耐と子に伝える工夫が大事

では、しつけるときに気をつけるべきこととは?「子どもをしつけるときは、脅してはいけません。シンプルに伝えればいいのです。“もう遅いから、帰ろうね!”と。親に“勝手にしなさい!”と、言われたら、親の庇護なしに生きていけない子どもは、従わざるをえません。もちろん、親御さんは決してそんなつもりで言ってはいないのですが、無意識だからこそエスカレートする危険性が高く、小さい子どもにしてみれば、“私の言うことに従わないと、見捨てるわよ!”と、遠まわしに言われているのと同じなのです。変な脅しは使わないで “相手にわかるように伝えて待つ”親御さんの忍耐が何より重要です」

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西本圭

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待機児童ゼロに向けての新計画。「子育て安心プラン」とは

ttps://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/332617/
認可保育所などに入れない待機児童が今年4月時点で約2万3700人に上り、昨年の2万3553人より増える見通しであることが1日、厚生労働省の暫定集計で分かった。増加すれば3年連続となる。保育ニーズの高まりに施設整備が追い付いていないことや、待機児童の定義を拡大したことが要因。

 安倍晋三首相は先月31日、待機児童解消に向けた新たな計画「子育て安心プラン」を公表。ゼロ目標の達成期限を、当初掲げた「2017年度末」から「遅くとも20年度末」に3年先送りしたが、道はなお険しい。

 最多は東京都の約8900人で、沖縄県が約2300人、千葉県が約1700人などと続いた。

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商子化が進む中、待機児童の数が増え続ける理由として、保育所の利用ニーズが高まってきていることが上げられる。
平成28年4月のデータによると、保育所等定員は263万人 (前年比10万人3千人の増加) 、保育所等を利用する児童の数は246万人 (前年比8万5千人の増加)となっている。

対策として新たな計画「子育て安心プラン」を発表したが、その内容とはどういったものなのか。

以下リンクより抜粋

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政府が待機児童解消に向けてとりまとめる新たなプランの概要が明らかになった。

2018、19年度の2年間で22万人分の保育の受け皿を整備する予算を確保し、遅くとも20年度までの3年間で待機児童をゼロとする新たな目標を柱に据えた。「子育て安心プラン」と名付け、安倍首相が31日にも表明し、政府が6月に正式に策定する。

政府は、認可保育所などへの入所を待つ待機児童問題を解決することで、仕事と子育てを両立できる環境を整備したい考えだ。安倍内閣が重要課題に位置づける「女性活躍」を実現する観点からも対策が急務と判断した。

新プランの対象期間は、18年度から22年度までの5年間。政府は、18年度からの2年間で保育施設整備に向けた事業に重点的に予算配分する方針だ。特に待機児童問題が深刻な都市部では、高騰する保育施設の賃借料補助や大規模マンションでの保育園の設置促進などを行う。

女性の就業率が結婚・出産時に落ち込む「M字カーブ」の5年間での解消も同時に目指す。16年の女性就業率(25~44歳)は72・7%にとどまっているが、今後、女性の就労が進んで、この割合が22年度末には80%に上昇することを想定し、18年度からの5年間で32万人分の受け皿を確保する方針だ。

また、待機児童の7割以上を占める1、2歳児の対策にも力点を置き、幼稚園での2歳児の受け入れ拡大などを通じ、20年度まで毎年計5・1万人分を確保する考えだ。政府は、働く女性が増えれば、保育需要も増えると予測しており、預けて働きたいという「潜在需要の掘り起こし」にもつながるとみている。

政府は13年度に始まった「待機児童解消加速化プラン」で、17年度末に待機児童をゼロにする目標を掲げ、5年間で50万人分の受け皿確保を進めてきた。

しかし、女性就業率の向上などによる需要増に受け皿整備が追いつかず、目標達成が困難となっていた。 厚生労働省は、昨年4月に2万3553人いた待機児童は、今年4月現在でも同水準で高止まりしていると推計している。

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 近年の保育所利用者数の増加は前政策の待機児童解消加速化プランが機能していなければ待機児童の数が減るにはいたらずとも、より深刻化していただろう。
しかし、今後の政策の中でもただ器を増やすというだけなのであれば、事態は好転するとは思えない。
前政策の待機児童解消加速化プランによって保育士の数は増加傾向となったが、それに対して保育士の離職率の高さも否めない。
理由として持ち帰りの仕事の多さや、収入に対しての仕事量の多さが釣り合わないという点などがあげられる。

今回の計画で許容人数の受け皿を増やすのであれば保育士側にもより働き甲斐を感じることのできる政策がなければ、保育士になろうと思う人は減ってくると予想される。
政府の今後の動きに注目したい。

匿名希望

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